DREAM

□朝日
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カーテンの隙間から入り込んだ日の光に思わず目が覚める。



朝‥‥だ…。



隣に目をやると、まだ寝息を立てている名前さんがいた。



そうだ。昨日‥‥。


名前さんと付き合うようになって、初めて家に誘われた。


ご飯を食べて、お風呂に入って、お喋りをして、そして…








彼女と初めて身体を重ねた。




こうやって普段からは想像できないようなあどけない寝顔を見ていると、その時のことを思い出して恥ずかしくなる。





だけど、

僕だけの名前さんなんだって、ちゃんと思えることがすごく嬉しかった。



まだぐっすり寝ている彼女の頬にそっと口づける。




「…ん。」


起こしてしまったと一瞬慌てたけど、



「…ん、ふふ。......アキ、ヲ...くん…」



「ね、寝言?」



寝言で僕の名前を呼んで、微笑んでくれた。


僕の夢見てくれてるのかな。



それがまたすごく嬉しくて、今度はちゃんと唇に口づけた。










今日は名前さんもお休みって言ってた。

名前さんが起きたら、一緒に朝ごはんを食べて、一緒に出かけよう。


彼女との時間を考えるだけで幸せになってる自分に気づく。



名前さんもそう思ってくれるといいな。

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