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□迷子と迷子と彼岸花
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何時からか成長するのを止めた体は他者からするととても不気味に写るのだと考えた
きっと"私"がその他者になったなら、"私"もそう考えただろう
各地を転々とした
それは年を重ねないこの体を誤魔化すため…そして、死を探す旅だった
時折組織に顔を出しては、鴉達の長として君臨した
不気味だ、不気味だ。
自分でもそう思った
人ならざる"私"は、一体何なんだろうか?
人を殺める虚ろな存在な私は一体…
答 え ヲ 求 メ テ さ 迷 ぅ 鴉 ハ 今 日 も 地 上 を ミ 下 ろ シ タ