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□フワリと秋の風が吹く
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銀時は縁側に腰掛け色付いた木々をぼうっと眺めていた
すると突然ヒョイと抱き上げられて膝の上に乗せられた
己を持ち上げた男を銀時は見上げようとした
しかし頭に何か乗せられたようでそれは叶わなかった
仕方なく銀時は男の名を呼んだ
きっと何時もの食えない笑みを浮かべているであろう
「松陽、」
「はい」
「この体制は、何?」
銀時の声は少しの呆れを含んでいた
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