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□魚と山菜、それから手と手
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春の柔らかな日差しの中、高くで結わえた長い髪を左右に振りながら子供が1人歩いていた
名を桂小太郎、最近松下村塾に通い出した少年だ
しかし松下村塾も今日は休みである上、予習も素振りもした為に暇を持て余していた
なので彼は同門で兄弟子に当たる銀時と遊ぼうと松下村塾を目指し歩いていた
普段銀時は高杉とつるんでいると言うか喧嘩していると言うか…兎に角よく一緒にいる
更に高杉は何故か桂と銀時が一緒にいるのを嫌がり、何かとちょっかいを出してくるからおちおち話も出来ない
なので今日は銀時と2人で(此処重要だぞ!)ゆっくりしようと、そしてあわよくば銀時のモフモフの髪をモフモフしようと考えた
銀時のモフモフの髪をモフモフした時の事を考え、桂はウキウキしながら足取り軽く目的地へと向かった
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