短いおはなし
□プロローグと設定
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松野家ー
お「初めまして、松野家長男松野おそ松でーす」
「松野家長女、松野咲穂です」
カ「次男、松野カラ松」
チ「三男、松野チョロ松です」
一「四男、松野一松」
十「五男!!松野十四松でーす!!!」
ト「六男の松野トド松です♡」
最初から自己紹介しました松野家です。
どうも、2番目に紹介しました咲穂です。
「松野家で唯一の女の子!!咲穂です!!!!!!」
お「どうしたよ咲穂ー?」
隣でへらへらと笑いながら私の頭を撫でる長男おそ松。
私とおそ松は双子のようなもんだからタメ口あり。
「どうしたもこうしたもないよ。
なんで私だけ女なんだよありえないよ」
何が悲しくて男共に囲まれなきゃいけないんだ。
カ「落ち着けよ、カラ松girl」
「いまのアンタの言葉で落ち着いた自分を殴りたいよカラ松」
私の右隣でキメているクソナルシストの次男カラ松。
いや、私カラ松girlじゃないし。
チ「まあまあ、こんなクズ達に囲まれて悲しいのはわかるよ姉さん」
「お前もそのクズの1人だよチョロ松」
一番常識人で一般人で逆に面白みのないチョロ松。
お前がクズではないという保証はどこにあるんだい?
一「姉さん、そんなのどうでもいいから猫カフェ行こ」
「お前は私の悩みを捨てるんじゃないよ聞いてくれよ姉の悩みを」
そんな可愛い顔してもダメなんだよ一松。
世の中は厳しいことだらけなんだから。
十「やきうしよ!!!姉さんやきう!!」
「後でお前の顔面にソフトボール投げつけてやるから待ってろ十四松」
話しの内容を全く理解してない上に聞いてくれてないというショック。
ト「怒った顔の姉さんも可愛いね♡」
「そんなことをサラッと言えちゃうお前は怖いなトド松」
スマホ片手に満面の笑み。
これだから最近の若者って嫌だわ。
お「でもいいじゃねーか」
「あ?」
お「お前がいてくれるだけで、俺らは毎日幸せなだからさ」
「っ…」
な、なんだこれは。
何が目的なんだ。
お「だから、咲穂は咲穂のままでいいんだよ」
「……嬉しいこと言ってくれてるけど、それってどうせ私が働いて養ってもらってるからでしょクズ」
お「えへ♡」
可愛子ぶりっこするおそ松の脇腹を回し蹴りで破壊する。
お「おっふぅっ……!」
「いっぺん死ね」
一「姉さんの回し蹴りはやばい」
ト「20年前は空手黒帯だったもんねー」
チ「いい様だよ」
「……ふぅ」
まぁ、前置きはこんなところで。
そろそろ本題に入りましょうか。
お「おっ、おそ松小説…」
カ「六つ子達の華」
チ「プロローグ!」
一「これにてお粗末」
十「次は第1話!!」
ト「ギャグ時々シリアス♡」
「おそ松がただ蹴られるだけの話」
Fin*°