リョ総受

□歯医者なんてだいっきらい!!!
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ある日の午後、不二と幸村は恋人の両親から大至急来てくれと電話を受けそれはもう光の速さよりも速く駆け付けた
恋人―越前リョーマのために




-ガラガラ


「「お父さん、リョーマ(君)は!!!!」」


「おぉ周助、精市。早くこい!!」




着いてそうそう慌ただしい南次郎に不二と幸村は嫌な予感がしつつも南次郎の後に着いていく
そして向かった先はリョーマの部屋だった
中が異様に騒がしくてドアを開けて中を見ると、リョーマが倫子と菜々子に駄々をこねているところだった




「リョーマ、そのままにしとくと痛いだけよ」


「おばさまの言うとおりですよリョーマさん」




となにやら説得中であった
そこに南次郎が二人が来たことを教えると倫子と菜々子は安堵し、リョーマは顔をおもいっきり上げ二人を確認するとその場で泣き出してしまった




「「リョーマ(君)どうしたの」」


「ふぇっ…しゅう…せい…ぃち」


「リョーマどうしたの?」




リョーマを抱き上げた不二はリョーマをあやして、幸村は何があったのか聞いていた




「昨日の夜から歯が痛いって言い出して歯医者連れてこうとしたらリョーマが行きたくないって言い出して、おまえらだったら大丈夫だと思ったんだよ」




南次郎から事情を聞き即行動にでた不二と幸村




「リョーマ、歯が痛いの」


「このままだと痛いままだよ、リョーマ君」


「いやぁ…ふぇっ…はいしゃ・・きらぃ〜」


「リョーマ…」


「リョーマ君、病院行こ?」


「いーやぁ…」




行きたくないの一点張りで不二と幸村は悩んでいたが、結局リョーマには可哀相な方法でリョーマを説得させる




「リョーマ、病院行かないともう好きなもの取り上げるよ」


「ふぇ……」


「歯医者行かないと俺たち帰っちゃうよ?リョーマ君」


「いやぁ…ふぇ…はいしゃさん…いくぅ…」




説得というより脅しに近い感じだが歯医者に連れていくことは出来たので一安心した不二と幸村だった






End
→アトガキ
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