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□ソウルイーターパロ
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ガキィィイン………!



「おー、やってるやってる。おーいお前ら!お兄様のおでましだぞー!皆のもの、心して構いたまえ!」

「いや、何様だよ。」


広場に来てみると、突然、金属同士が強く擦れ合う音が鳴り響いた。

そこには、重たそうな銃を構えたカラ松と、大きな黒い斧を持った十四松の姿があった。

先程の大きな音は、十四松がカラ松の銃弾を斧ではねかえした音だったようだ。


「フッ……流石、と言ったところだろうか?」

「ははは!カラ松兄さんもやるねぇー!」

『…オイ十四松、はねかえすならちゃんとクソ松に当たるようにはねかえせ。』

『十四松兄さんに正面から撃って当たるとでも思ってんの!?ちゃんと考えてよね!』

「………おぅーい。」


周りから見れば二人だけが戦っているように見えるが、実際には本体に化けている「武器」の一松、トド松も数えて四人だ。

カラ松と十四松は互いに睨み合い、一松とトド松は自分のペアに直すべき部分を指摘していた。

緊張感が高まる中、先に動いたのは十四松だった。


「ふんぬぅっ!!………あり?」


力強くカラ松に踏み寄って斧を降り下ろした十四松。しかし、それは失敗に終わり、十四松の背後に人影がうつった。


「……後ろだ。」


ダアァ……ン!


広場に大きな銃声が響いた。









「ちょっと、聞こえてないフリやめていただけますお宅ら…?」


十四松とカラ松が唖然として見つめる先に、ギラリと冷たく光る刀を握ったおそ松が立っていた。

その足元には、真っ二つにされているカラ松の放った銃弾が転がっていた。
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