ネタ


◆銀魂→アルスラーン(2) 

そう思っていた時期が私にもありました。はい。

「こっち指名手配の源外のじーさん」
「あっどうもこんにちはー、今日は警察までご同行願いマース」
「銀時これはどういう事だ」
「説明不足だったわ」

鼻糞ほじる銀さんを尻目にジジイに縄を結んでいく。1回言ってみたかったんだよねー「御用改めである神妙にお縄につけ」って。鼻歌歌いながらさっちゃんに教えてもらった結び方で結んで、天井に吊るしてはい完成!(お察しください)「銀時ぃぃいいい!!!」とか叫んでるから口に布を当てるべきだったか……。


「ふんふふんふふーん……あうぢ!」
「あのなぁ、よく聞け」

頭をスッパーンと叩かれた。初めて叩かれた時よりも数倍痛い。こいつ鬼か。だが、私よりも銀さんの方が痛がっているのでまあ良しとしよう。
そして、話を聞いていくうちに、この源外じーさんの作った発明品の実験台になったらいいって事だったらしい。いや、コイツ売ったら良くない?って源外じーさんの方を向いたら脳に血が回ってクラクラしていた。

「「あ」」

結果、私が悪い事をしたということで実験台となった。超理不尽。貴様はそれでも人間か。
変な卵型のやつに入れられて、一応と源外じーさんから木刀を貰った。そして、ウイーンと卵の扉が閉まって、外が完全に見えなくなる寸前に銀さんに変顔をかました。ブチって音が聞こえたから怒ったと思う。これも全て私を実験台にしたやつが悪い。ふふん、と優越感に浸っていたらすっごい揺らされた。

「ギャァァアアアアアア!!!」
「フハハハハ俺に喧嘩売ってタダで済むと思ってんじゃねぇだろうな!!」
「てめぇ汚ねぇぞ!!」
「何とでも言いやがれ!!てめぇのサイフは俺のもんだ!!」
「こんのクソ汚物がぁぁああああ!!私が戻ってきたらてめぇの臓器すべて頂くからな!!」

ブツンーーー

という音と共に目の前が暗くなった。


……うん、訂正。思い出したわ。この卵型の機械だ。「どうなるか分からんから実験台に」と言われたこの機械だ。

「クソがぁああ!!あんのクソ白ハゲとハゲクソジジイ!!」

アッパーをかまして殻(但し金属製)からでる。きっと可愛いヒヨコもこんな感じなんだろう。
座席の横に置いておいた木刀を腰に刺して辺りを見回すと、人。それもなんか良い雰囲気ではない。でも、まあ何となく察した。これ人身売買だ。私奴隷になんの?

「笑えねぇわクソが!!」

近くにいた司会進行の人を蹴飛ばして木刀を振り回して人波を突き進んでいく。リアルに人がぶっ飛んで行ったけど知らん。そいつの体重が5gだっただけだ。「あの化け物を捕らえろ」なんて声聞こえるがか弱い少女にこんな仕打ちをしたお前らが悪い。

(からのヴァフリーズに拾われて身分は低いけど、騎士となった夢主。因みにヴァフリーズの事は親しみを持ってファ○リーズと呼んでいる)

2016/07/28(Thu) 14:12

[コメント書込]

[戻る]
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ