ネタ


◆銀魂→アルスラーン(3) 

○○は走った。「殺せ」という恐ろしい言葉のBGMを背に走った。久しい殺気に胸が高まる。……そう、これが、恋!!嘘、恐怖です。
いや、本当にない。レディをこんなに戒めて……男の風上にもおけない。そこいらの男よりも女にモテてる私が言うんだから間違いない。

「はーもー。まじで無いって、ホント疲れた。死ぬ。過労死でご臨終しちゃう」

必死で逃げているうちになんとか撒いて、近くの植木の中に逃げ込んだ。なんかここは広いし、リッチな感じがするからそう簡単には入ってこれねーだろばーかばーか!木刀を抱きしめて身を縮める。てか今ここで初めて気付いたけどなんかボタンあるわ。ナイス源外じーさん!これでいつ見つかっても大丈夫だな!


……でもさ、これはなくない?そりゃ見つかりたくないよ?でもね、夜になっても見つからないってどういうこと?もうかれこれ7時間はこの姿勢よ?ツレぇわ!あー、ヤバイお腹空いた。腹鳴るわ。喉乾いた。くぅーきゅるるるる。うん、お腹空いた。

「とりあえずもう街とかに出て働こ」
「それがいいだろう」
「だっよねぇー!雇ってくれるかどうかわかんないけどね」

うん、横にいる禿げた白ひげのじーさんは何か如何にもここの住人デス感ヤバいんだけど。うん、

「あっはっはー!これもなにかの縁サ!私の名前は○○!しがないの侍サ!これからバイバイジャーネ!!」
「そうか、私はヴァフリーズ。しがないの老人だ」
「えっそうなんだ!ジャネ!ファ○リーズ!また会えたら会いましょう!」

銀さんが言ってた。悪友にすぐ逃げるヅラがいると。やっぱそんな歳なんだと生暖かい目で見てたけど、その気持ちわかるわー。むしろダッシュで逃げた。逃げるが勝ち。そんな事すら知らんのか貴様は。白ひげはワンピー○の立派な白ひげを蓄えた方だけで十分じゃ!!

2016/09/27(Tue) 12:14

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