短篇

□「三年後の手紙」25話最終回妄想話。
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あれから、三年の月日が経った。

親とは外であったり食事もするし。
兄弟たちも寮の部屋に遊びに来てくれたり
たまに一緒に買いものに行ったりする。

もちろん、長男のおそ松以外とだけである。


・・・おそ松兄さんとは家を出てから、会っていない。


トド松は、あれから、スタバアのバイトに戻った。
フル勤務で頑張って、来年は社員雇用の昇進試験を受けると頑張っている。
可愛い年下の彼女も出来たみたいなので
もしかしたら結婚とかはトド松が一番乗りかもしれないなと思う。

十四松は、せっかく決まったバイトもすぐに
怪我をして首になってしまった。
今は、デカパン博士の助手として働くと共に、
去年、理科大学を受験をして合格し、
科学者の後継者として新たな一歩を踏み出した。

カラ松は、結局就職は決まらなかった。
今もちび太と暮らしておでん屋を一緒にやっている。
来年は、屋台ではなく居酒屋をオープンさせるという事で
カラ松は調理師目指して勉強を頑張っている。

一松は、驚いたことに、普通の会社員になった。建設会社の事務員になって働いている。
それよりもっと驚いたのは、友達が出来たらしい。
家を出てすぐに、ふらついていたところを助けてくれたカップルらしいが、それから縁があってちょくちょく会ってるらしく。
友達になったようだ。
その友達カップルが、今度結婚するらしくてスピーチを頼まれたらしい。
真っ青な顔でとまどい、僕にスピーチの相談しながらも、嬉しそうにしていた。



僕は、イヤミからはさんざんすぐに元どうりだとか続かないとか、まさに嫌味を言われたが

期待を裏切って、まだ同じ会社で働いている。

がむしゃらながらも、入社三年目で主任といわれるようになりルート営業のデスクになった。
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