過去拍手夢置き場

□松野家のある日
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松野家のある日。


私は、休みの日に、彼氏の一松の家に遊びにきていた。

一松のほかにも、ほかの兄弟5人も全員揃っていて、
みんなで、2階の部屋で思い思いの事をしている、

おそ松くんはマンガを読んでいて
カラ松くんは、なぜだかずっと鏡をみている。
ちょろ松くんは、求人誌をよんだり、一所懸命付箋を付けたりしている。

トド松くんは、スマホを見ている。

一松はいつもどおり、窓辺に座って。ゆったりしたり猫と遊んでいる。
私も隣に座って、猫を撫でたりウトウトしたりしていた。

普段忙しくしている仕事している私は
何もしなくても、一松と、そしてその兄弟と
過ごすのは好きだった。

そこに、十四松くんが隣にやってきて、

「ねえ、甘えてよ!」といきなり言ってくる。
「ねえ、!」「ねえ!」と、十四松くんは
しつこく言うので、

私は、ちょっとウトウトしてたのもあって、
十四松くんの肩にそっと頭を乗せる。

一松がチラっと見てきたが、
一松は、十四松くんには特に甘甘なので、
怒る事はないだろう。

十四松くんの肩は、太陽の匂いと、草原のにおい、なんとなく懐かしいような香りがする。

十四松くんは、そのまま私を抱きしめて
私の頭を膝に乗せて、膝枕をしてくれて
頭をヨシヨシと撫でてくれる。

あまりの気持ちよさに、夢うつつになったところで、

一松より先に、他の兄弟が

「十四松!ずりーー!なにやってんだよ!」
「ガールを独占するとは、なかなかやるな」
「おいおい、十四松、そろそろ一松に怒られるぞ」
などなど個性的な助言をしてくる。

十四松くんは、さほど気にしてないように、

「だって、いつも頑張ってるから、ヨシヨシしてあげたかったの、
僕は、妹がいたらきっとこういう感じでお兄さんしたかったんだ」
と無邪気に言う。

きっと、皆がジンとしただろう、
ちょっとシーンとなる。

そこで、十四松くんが、言いことを思いついたように、

「あ!!、一松兄さんの彼女ちゃんと、トド松が結婚したら、
本当に僕の妹になるね!!
そうしてよ!!!やったーー!いもうと!!」

と笑顔ではしゃぎだす。

私は、それはマズイだろうと、体を起こしたところで、

一松が立ち上がり、
いままで見たことも無い闇のオーラを放っている。

「一松?」
とおそ松くんたちと私が声を掛けるも
まったく聞こえないように、

ズカズカあるいて立ち止まる。

そしてトド松くんの前で立ち止まると、

そのあとは、町内に響き渡るようなトド松くんの絶叫が響いたという・・・・。






そんな一日。

おそまつ!!


拍手ありがとうございました。

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