過去拍手夢置き場

□一松彼女とおそ松兄さん
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「一松彼女と、おそ松兄さん」


どさっと、乱暴に畳みの上に組み敷かれる。
顔はよく似ているけど、性格は全く似ていない
彼氏のお兄さんに、である。


彼氏の一松の家に遊びに来たものの、
用事があるから、二階でまっててと一松に言われて
2階で待っていたら、赤色のパーカーの
おそらく一番上のお兄さんが入ってきて、

一松を待ってると伝えると、
いきなり手首を掴まれて、この状態になっている。

「ねえ、一松より、俺のほうが上手だよ?ヤラせてよ」
と耳元でささやいてくる。

私が、
「いいですよ」
と答えると、自分から言い出したくせに
ビックリした顔でじっと見てくる。
「ふぉーん、じゃあ遠慮なくと」言って

私の胸を乱暴に揉んでくる。

「胸デカイね、一松も巨乳好きなの?」と言いながら服の中に手を侵入させてくる。


そこまで、進んだ後、
私は思わず、「ふふふっ」と笑う。

おそ松さんが、手を離して
「なんだよ」と不機嫌そうに見てくる。

私は、起き上がって、服を直しながら
「本気じゃないくせに」と言うと

おそ松さんは、怒ったように
「だから、何がだよ!」と言い返してくる。

「こんなことしなくても、一松が一番好きなのは、おそ松お兄さん達ですよ。」

おそ松さんは、ビックリしたように見てくる。

「私には、一生、一松の一番にはなれないです、
だって大好きなお兄さんが三人と、大好きな弟が二人もいて、
私は、6番目、いや、猫とご両親いれたら
15番目くらいかもしれない
だから、お兄さん、心配しなくていいんですよ」
と言うと。

おそ松さんは
はぁ〜と息をついて。
「何?俺が寂しくて、一松とあんたを別れさせようと思って手を出そうとしたと思ったわけ??」

「そうですよ、ちなみに、それに加えて試しましたね、私が本当に一松を好きかどうか?」
と挑戦的に笑ってみると、

おそ松さんも挑戦的に微笑んで、
「ふーん、食えないねアンタ」といって、

立ち上がって、襖を開けると、
一松が入れ違いに入ってきた。


別に、不機嫌でもなく、
「あ〜あ、今ので絶対、おそ松兄さん、お前の事気に入っちゃったよ」とぼそりと言う。

「え、今ので?どこが?っていうか見てたの?」
というと、

「まあ、最初からね」
と一松は面白そうにヒヒっと笑う。

まったくもう、この兄弟は。

そして、私をそっと抱き寄せて
「じゃあ、まあ、クソ松とおそ松兄さんよりは上ってことで
4番目に好きってことにしてやるよ」
と笑う。


嘘つき。5人の兄弟が一番好きなくせに。

でも、私は、一松がいつでも一番好きだから。
6番目でも7番目でも15番までもかまわない。



おそまつ!


拍手ありがとうございました。

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