tennis*二次創作*

□屋上庭園▼仁幸
1ページ/7ページ

花を植える時、あるいは水をやっているときの俺は美しいのだと仁王は言う。

今が丁度花に水やりをしている時だったので、手が止まる。


あまりにも前振りがなかったので、驚いてしまった。


俺が苦笑いしか返せなかったのも仕方がないと思う。


「これはまた…いきなりだね。」


「そうかのぉ。俺は皆が言いたかった事を代弁しただけぜよ。」

そう言って近付いてくる仁王から幾らか距離をとる。


男相手に"美しい"と言ってしまうような奴だったか、と頭の中は仁王への疑問で一杯だ。

仁王も負けじと此方へ寄ってくる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ