銀魂SS

□不意打ちのデレ攻撃は禁止。
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とある平日の昼下がり。
いつもの公園に、いつも通りのこの2人。
と、言いたいところだが、神楽の様子に少し違和感
を感じた。

「なぁ」
「………」
「チャイナ」
「………」

ひたすら沖田を無視し続ける神楽。
普段なら何かしら反応するというのにどうしたもの
か。

「いい加減無視するのやめなせェ」
「………」
「チャイナ」
「………」
「神楽」
「……っ!また、おまっ……名前で…!」

名前で呼ばれた途端、過敏に反応をしておもむろに
立ち上がる神楽。

「名前で呼んじゃ、ダメなんですかィ?」

「まぁ、ずっとチャイナって呼んでたのは俺だけど
名前でも呼んでみたいな〜なんて、さ」
目を反らし、その顔は少し赤らめているようにも
見える。

「で、名前で呼ぶお許しはいただけますかねィ」

横目でちらりと神楽の顔を覗く。

「……ん、……るす」
「へ?ちょ、聞こえなかった……」
「ゆ、許す……アル」

ギュッと目を瞑り、膝の上で拳を握り、
顔を赤らめながらも「許す」と言い放った神楽。

「ただ、慣れるまで…時間かかる、から……」
「う、うん、大丈夫…でさァ」

いつも通りの昼下がりと思いきや、またひとつ距離
が縮んだ、特別な記念日になりました。

(にしても、不意打ちすぎて心臓ヤバかったんだけ
ど……)

ATOGAKI postscript
あーーー!!!!!
あの…妄想、ネタをお借りし書きましたが上手く
膨らませて書くことができなかったと思うので、
お読みになる際に妄想膨らませてお読みになって
ください……
バトン返しになってしまって本当に申し訳ない……
薄い、薄すぎるものになってしまって本当に申し
訳ない……

ツイッターでお世話になっている大切な方から
お借りしました〜!

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