日進月歩番外編
□会話文シリーズ
4ページ/8ページ
・夢主3年時/音駒 「奢り」
「あー、腹減ったっス!」
『リエーフの気持ちは十分わかるよ。練習終わりは腹空くよなー』
「帰りにコンビニでも寄るか」
『いいね。じゃ、鉄朗の奢りだな』
「おっ、それいいな」
「ユキも夜久もなに言ってんだ。俺の財布空になるわ」
『おーい!帰りに鉄朗がコンビニで好きなもん奢ってくれるってよー!!』
「チョッ!ユキくん止めて!!」
「マジっすか!あざーすっ!」
「山本お前黙れ」
『あはははははは!!ひー!腹いてえ!』
「ユキてめえ……!」
『悪かったって。ほらお詫びに飴やるから。焼き茄子味でいいか』
「それだけは絶対にいらねえ」
結局、3年生で後輩の分を出した。
▽
・夢主3年時/芝山 「可愛い後輩」
「あっ!おはようございますユキさん!」
『おう。おはよう優生』
わしゃわしゃわしゃ
「わっ!どうしたんですか?」
『いや、つい……。何か優生見ると頭を撫ぜたくなるんだよなあ』
「?そうなんですか。でも、僕ユキさんに頭撫ぜてもらうの好きです!何だかお兄さんっていう感じがします!」
『……』
わしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ
「えへへー」
『(なにこれめっちゃ可愛いんですけど)』
「なあ、あれ何」
「ユキが芝山の頭を撫でているところだね」
「ユキ幸せそうだなー」
「何で海も夜久もそんなに冷静なの」
蒼壁にとって芝山は可愛い存在。
2016.05.15