ひだまりの日々[完結]

□十一刻
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「あぁ、次の集まりの時の書もよろしくな!
それと土蜘蛛、お前もよく考えろよ。
まぁ、お前は慎重だから心配はねぇか。」

「はい。エンマ大王様。」

こうして謁見の間を後にした。
まだ騒いでいる大ガマの隣、黙り混む土蜘蛛。

(そうであったな……名無しには名無しの時間が流れているのだ……)

頭の中かが白みつつ、帰り支度を済ませ閻魔殿を出るのだった。
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