ひだまりの日々[完結]
□七刻
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翌日、起床。
「おはよう。土蜘蛛。昨日は挨拶もしないで先に寝ちゃってごめんなさい。」
「い、いやぁ気にするでない。ゆっくり休めたか?」
「うん、ぐっすり寝ちゃった!朝ご飯の支度手伝えなくて悪いことしちゃった。」
「いいのよ〜。名無しはお客様なんだからぁ。」
「明日からは手伝うね!それと改めまして短い間ですがお世話になります。」
「気など使わずゆるりと過ごしてゆくが良い。」
「そうよ〜名無しが来てくれて本当に嬉しいわ〜。」
和やかな朝食が終わり、えんらえんらと片付けをしているとパタパタと中庭から足音が近づいてきた。