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□心を裸に(Nさん編)
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Said:N


自分の気持ちとか


あなたとの距離とか


分かってる筈なのに


考えれば 考えるほど


がんじがらめになっていく






最近、俺・・・・・・困ってます。



発端は先日

収録後の楽屋で起きました。



「お疲れ様でしたー。」


今日は5人揃ってのレギュラー番組の収録だった。

無事に収録を終えて

楽屋で帰り支度をしていた。


俺はここで、次の仕事があって

まだ、帰れなっかったので

ソファに座って

いつものようにゲームしていた。


A:あ、そっか。ニノ、まだ帰れないんだ。


相葉さんが目ざとく見つけて

近付いてくる。


N:・・・そう、まだ取材があんの・・・。


俺はゲーム機から目線を外さずに

答える。


A:ニノさぁ、最近なんか良い事あったの?


唐突な相葉さんの問いかけに

ちょっとドキッとした。


N:な・・んで?



良い事。



うん。



あったよ。



A:何かさ、たまにニコニコしてる時があるから。


相葉さん、良く見てるな・・・。



俺、そんなに顔に出てる?



気をつけてる



つもりなんだけど。


N:別に何も無いですけど・・・・。



そうか。



出ちゃってるか。



ヤバいな。



俺の素気ない返事に諦めたのか

相葉さんはふーんっていいながら

離れて行った。


チラっと鏡の前で帰り支度をしている

大野さんを盗み見た。




そう、少し前



俺は大野さんと



初めてのエッチをしたのだ。
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