Main

□僕たちの宝物(oさん編)
8ページ/8ページ


N:・・・大野さん・・・。


振り返って俺を見る



困惑したような顔。




な。



和。



みんな、お前の事が



大好きだろ?



こんなにイケメンで



優しい奴らなんて



そうそう、いないよな・・・。



N:ありがと・・・、みんな。


和があんまり

嬉しそうにするから


俺は不覚にも

泣きそうになって


後ろから、和の首筋に

顔を埋めた。


A:あー、翔ちゃんがリーダー泣かした!


S:いや、俺のせいじゃないから。


N:・・・歳とると涙もろくなるんですよ。


M:もう、おっさんだしな。



「あははは!」



皆の笑い声を聞きながら

俺は和を更にきつく

抱きしめた。




よかったな、和。




皆を信じて




よかった・・・。




俺とお前の宝物たちは




こんなにもキラキラして




優しくて




あったかいんだ・・・。




これからもさ




お前も、皆も




俺の精一杯で




守っていくから




安心して




側にいてよ。
次の章へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ