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□僕たちの宝物(oさん編)
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N:・・・大野さん・・・。
振り返って俺を見る
困惑したような顔。
な。
和。
みんな、お前の事が
大好きだろ?
こんなにイケメンで
優しい奴らなんて
そうそう、いないよな・・・。
N:ありがと・・・、みんな。
和があんまり
嬉しそうにするから
俺は不覚にも
泣きそうになって
後ろから、和の首筋に
顔を埋めた。
A:あー、翔ちゃんがリーダー泣かした!
S:いや、俺のせいじゃないから。
N:・・・歳とると涙もろくなるんですよ。
M:もう、おっさんだしな。
「あははは!」
皆の笑い声を聞きながら
俺は和を更にきつく
抱きしめた。
よかったな、和。
皆を信じて
よかった・・・。
俺とお前の宝物たちは
こんなにもキラキラして
優しくて
あったかいんだ・・・。
これからもさ
お前も、皆も
俺の精一杯で
守っていくから
安心して
側にいてよ。