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□痛いほどに(Nさん編)
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Side:N
あの日の
その冷ややかな目が
その無骨な手が
俺をおかしくしたの
俺のせいじゃない
あなたのせいだから
A:・・・・ノ、ニノ!
相葉さんの大きな声で
意識が浮上する。
A:ニノってば!!起きて!
ゆさゆさと肩を
揺さぶられて
痛みが走る。
N:・・・・・・。
A:おい!起きろって!!
うるさい・・・。
N:いてーよ・・・。
ボソッと呟くと
肩に添えられた手で
パンパンと叩かれた。
A:もう10時だよ!お前、今日仕事だろ?
N:・・・馬鹿力・・・。
叩かれた肩を
さすりながら
起き上がった。
N:朝が来ちゃったか・・・・。
目を細めさせる
カーテンから差し込む
眩しい光に
ガッカリする。
A:ほら!準備して!!
俺は今、相葉さん家にいる。
気に食わないテレビの配線を
睨みながら
立ち上がった。