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□愛の続き(Nさん編)
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Side:N
それはまるで
コップに注がれる水のようで
いっぱいになっても
注ぐのを止めなければ
溢れ続けてしまう。
オブラートに包んで言うと
喧嘩の後の仲直りは
よりいっそう絆を深めると
噂には聞いた事ある。
一応、俺たちも
例外ではないらしい。
S:智君!!ちょっ!!待って!ストップ!!
A:わー!わー!リーダー!!駄目だってば!!
手をぶんぶん振りかざしながら
翔さんと相葉さんが
大野さんの名前を呼ぶ。
M:いいかげんにしろっ!!
ズドンと雷が落ちた様な潤君の声で
皆の動きがピタッと止まった。
もちろんソファの上で
俺を組み敷いてる
大野さんもだ。
M:大野さん、いいかげんにしてくれ!
ドスの効いた声は
俺と、大野さんを
主に大野さんをだけど
ちゃんと抑止した。
N:っつ・・・。
両手首をしっかり掴まれて
キスされそうになっていた俺は
思い切り身体を捻って
大野さんを押しのけた。
O:あ、和、待ってよ。
潤君の怒りなんか
もう忘れたかのように
大野さんが俺をまた
引っ張ろうとする。
A:リーダー!駄目だってば、ここ楽屋だから。
N:・・・・・・。
O:だってよォ・・・・。
拗ねたように口を尖らせる大野さん。
こんな呆れた状況を
お話していいんだろうか?