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□君ともっと(Nさん編)
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O:・・ニノさあ、今週の木曜日、午後から次の日の夕方までオフだろ?


N:へ?ああ、そうだったと思うけど・・・?




なんでこの人、俺のスケジュール知ってるのかな?




まだ言って無かったと思うけど?




久々に少しゆっくり出来そうなお休みがとれた。


O:・・・・どっか遊び行こっか?


大野さんが、静かにちょっとぎこちなく聞いてくる。




これって・・・・。





デートのお誘いなの?




なんだか急に嬉しくなって、思わずゲームから目を離して大野さんをじっと見る。


O:いや・・用事があるなら無理にとは言わないけど・・・。




あ。





俺が返事しないからちょっと不安そうな顔しちゃった。




この人あんまり表情にださないのに珍しい。




N:いいよ。何して遊ぶ?


そう答えるとパアって顔が明るくなったから。



思わず噴き出しそうになった。



するとテーブルで新聞読んでいた翔さんが、噴き出した。




え?




俺は驚いて翔さんを見た。



O:・・・翔ちゃん。笑うなよォ。


S:ご、ごめん(笑)


翔さんは大野さんと俺の方を見て、笑ってごめんってジェスチャーした。



A:何々?どうしたの?


翔さんが噴き出したのを興味津々で聞いてくる相葉さんに、俺はちょっと困った。


翔さんが、大野さんの顔が可笑しかったんだよって笑って流してた。





ひょっとして翔さんは俺達の事知ってんのかな?




大野さんと付き合ってる事は、あまりにも「嵐」にとってマイナスになりそうで。




言わないでおこうって俺は思っていたけど・・・・。




この人、翔さんに話しちゃったのかな?





少し胸がチクッてした。
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