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□僕たちの宝物(oさん編)
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N:ふざけた演出でしょ。
俺の考えてる事が分かるのか
呆れたように言う和を
横に押しやって
皆に渡していく。
A:え!何これ?招待状?
カードをマジマジと見ながら
相葉ちゃんがワクワクしてる。
M:大野さん家に招待してくれんの?
ビックリして目を丸くしてる松潤。
S:・・・・・・。
翔君は・・・・。
あ、分かっちゃったか?
O:緊急会議します!明日、その時間に来るように!
俺は声を張り上げて
アイドルスマイルを皆に投げかけた。
M:何その顔?あははっ!緊急ってなんだよ!
A:あ!カードにおやつ3万円までって書いてある!
S:いや!そんなに、おやついらないでしょ!
つい面白くなって
凝ったカードを作ってしまい
和に馬鹿にされたけど
皆の反応は上々だと思う。
M:マジで何なの?リーダーが自分の家に呼ぶなんてさ。
A:そうそう!何で?
N:ま、いいじゃない。せっかくのご招待だし。
相葉ちゃんと松潤は
不思議そうにしてたけど
和が上手くあしらってくれた。
O:招待しといてなんだけど、明日、大丈夫?
皆、揃ってもらわないと
いけないやつだから
一応、確認する。
A:行く行く!!絶対行く!
M:俺も大丈夫。
S:・・・うん、大丈夫。
N:私も大丈夫です。
ワザと返事した和が
俺を見て、まだ笑ってる。
O:じゃあ、明日な。
俺は問い詰められると
この場で何か
口走ってしまいそうだから
逃げるように
楽屋から出た。