Main

□僕たちの宝物(oさん編)
2ページ/8ページ


N:ふざけた演出でしょ。


俺の考えてる事が分かるのか

呆れたように言う和を

横に押しやって

皆に渡していく。


A:え!何これ?招待状?


カードをマジマジと見ながら

相葉ちゃんがワクワクしてる。


M:大野さん家に招待してくれんの?


ビックリして目を丸くしてる松潤。


S:・・・・・・。


翔君は・・・・。


あ、分かっちゃったか?


O:緊急会議します!明日、その時間に来るように!


俺は声を張り上げて

アイドルスマイルを皆に投げかけた。


M:何その顔?あははっ!緊急ってなんだよ!


A:あ!カードにおやつ3万円までって書いてある!


S:いや!そんなに、おやついらないでしょ!


つい面白くなって

凝ったカードを作ってしまい


和に馬鹿にされたけど

皆の反応は上々だと思う。


M:マジで何なの?リーダーが自分の家に呼ぶなんてさ。


A:そうそう!何で?


N:ま、いいじゃない。せっかくのご招待だし。


相葉ちゃんと松潤は

不思議そうにしてたけど

和が上手くあしらってくれた。


O:招待しといてなんだけど、明日、大丈夫?


皆、揃ってもらわないと

いけないやつだから


一応、確認する。


A:行く行く!!絶対行く!


M:俺も大丈夫。


S:・・・うん、大丈夫。


N:私も大丈夫です。


ワザと返事した和が

俺を見て、まだ笑ってる。


O:じゃあ、明日な。


俺は問い詰められると

この場で何か

口走ってしまいそうだから

逃げるように

楽屋から出た。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ