おつまみ
□幕】Twenty thousand
1ページ/1ページ
「Twenty thousand...」
「斎藤さんっ??」
「わからんか、メリケン語だ」
「えっ、斎藤さん英語がわかるのですか!」
「知らんのか、御陵衛士ではメリケン語の学びを取り入れていたんだぞ」
「斎藤さんも習ったのですか!」
「まぁ少しだがな」
「あっ、じゃぁ、じゃあっ、あいらぶきゅー・・・ってわかりますか!」
「あいらぶ・・・何だそれは」
「ご存知ないのですね・・・いえ、私が聞いたお話に御陵衛士にいらした方が、そんな英語を使ったというお話がありまして・・・斎藤さんももしかしたら知っているのかと思って・・・」
「ほぉう、そんな話がな。それで、それはどういう意味がある」
「えっ、あのっ、本当は I love you...って言うんです」
「ぁい・・・らヴ・・・ゆぅ・・・」
「あっ、お上手です!!」
「意味は」
「そのっ・・・」
「フン、真っ赤な顔が意味を語っているな・・・なかなか厭らしい女だな」
「そんなっ、ただ聞いただけで・・・あぁっ!斎藤さん待ってください、違います、そういう言葉じゃありませんーー!!!」
「黙れ・・・お前が誘ったんだ(そういう意味にしておこう)」
「もっ、違いますからーーっ!!!」
きやぁあああ!!!
甲高い悲鳴に斎藤の低い笑い声は打ち消された・・・
________________
!!祝!!
!!感謝!!
!!20000HITS!!
これからも宜しくお願いします(^^)