おつまみ

幕】Twenty thousand
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「Twenty thousand...」

「斎藤さんっ??」

「わからんか、メリケン語だ」

「えっ、斎藤さん英語がわかるのですか!」

「知らんのか、御陵衛士ではメリケン語の学びを取り入れていたんだぞ」

「斎藤さんも習ったのですか!」

「まぁ少しだがな」

「あっ、じゃぁ、じゃあっ、あいらぶきゅー・・・ってわかりますか!」

「あいらぶ・・・何だそれは」

「ご存知ないのですね・・・いえ、私が聞いたお話に御陵衛士にいらした方が、そんな英語を使ったというお話がありまして・・・斎藤さんももしかしたら知っているのかと思って・・・」

「ほぉう、そんな話がな。それで、それはどういう意味がある」

「えっ、あのっ、本当は I love you...って言うんです」

「ぁい・・・らヴ・・・ゆぅ・・・」

「あっ、お上手です!!」

「意味は」

「そのっ・・・」

「フン、真っ赤な顔が意味を語っているな・・・なかなか厭らしい女だな」

「そんなっ、ただ聞いただけで・・・あぁっ!斎藤さん待ってください、違います、そういう言葉じゃありませんーー!!!」

「黙れ・・・お前が誘ったんだ(そういう意味にしておこう)」

「もっ、違いますからーーっ!!!」

きやぁあああ!!!

甲高い悲鳴に斎藤の低い笑い声は打ち消された・・・

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!!祝!!
!!感謝!!
!!20000HITS!!

これからも宜しくお願いします(^^)
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