おつまみ

明】北】君の幽霊
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❖後記❖

ご覧いただきありがとうございました。

斎藤さんと幽霊沖田さん、定番ネタのお話。
沖田さんが病死してしまった世界線、いくつか考えたことがあるのですが、そのひとつです。北海道編に続く形で終わりました。
定番すぎるかなと、夢主さん不在と、お話膨らませ過ぎたら完全に別世界線になってしまうなと、非公開にしていました。

もうひとつ、よく考える沖田さん幽霊話もプロット?設定状態ですが置いておきます🙇



【明治時代・沖田さんが幽霊】

沖田は死後幽霊になった。基本、斎藤に纏わりついている。
幕末、実際に手合わせしたことのある人間にしか見えない。
戦ったことがあれば声が聞こえて互いに触れることも可能。

沖田は生前、行ったことがある場所にしか行けない。
街道から逸れ新月村に進む斎藤、沖田はついて行けない。
思わずついて来ないのか見てしまう斎藤。

「あれ?」
「どうした」
「ついて行けないみたいですね、あははっ」

など、沖田は度々同行出来ない。
斎藤は口にはしないが、沖田が合流できる場所へ戻って来る。

幽霊の沖田と手合わせして、打ち負かすと見えなくなる。

川路さんにも見える。
蛤御門の変の時に遭遇し、沖田は冗談で刀を抜いて絡んでいた。

緋村、沖田の幽霊に出会い、存在を認めるが、やがて勝負を挑まれて打ち勝ち見えなくなる。
最初は何故見えなくなったか分からない。見えないがまだ存在すると、斎藤の言動で察する。

沖田が消えるカラクリに気付いた斎藤は、幽霊沖田との手合わせ拒む。
拒む理由は無いのに拒んでしまう。

最後、勝てば消えると分かっていて勝負し、斎藤は勝つ。

「いいのか、俺に負ければお前は見えなくなるんだろう。恐らくは俺がお前を視認できる最後の一人。ただ見えなくなるだけなのか、存在が消えてしまうのか。お前にも分からんのだろう」
「えぇ、流石は斎藤さん。全てお見通しですね」
「俺はそれでも手加減せんぞ、いいのか」
「勿論です。それで消えるならば、本望ですから」

涙が煌めくように小さく美しい光を残して消える沖田さん……




斎藤さんと沖田さん、二人の絆はカップリングとかそういうの抜きに大好きな絆です🙏
土方さんも!!
 
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