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華掌底・京の夜に落つる華
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華掌底・京の夜に落つる華・解説


サイトを立ち上げた際に、長編を想定して三つの冒頭を執筆しました。
その後、妾奉公が残り、他二つを非公開にしました。

【華掌底・京の夜に落つる華】は非公開になった一つ。
タイトルもそのままです。
共通設定はトリップ・るろ剣斎藤さん大好き夢主さん。

設定上、お相手が抜刀斎側に偏ってしまう?と冒頭のみで没にしました。

握ると与える(同時に相手に読まれる危険)、握られると与えられ相手を読める、そんなイメージの能力。
深度が深いと能力が強まる=抱かれると相手の深い部分が読み取れる。
間者にうってつけの能力。

触れたくない相手に触れる苦しさや、知りたくない相手の心を知ってしまう辛さ。

力の制御の練習相手に斎藤さんが名乗り出る。
少しずつ触れ合う二人。
互いの秘密を知ることで二人の距離が縮まるけれど、逆に壁も生まれてしまったり。
何だかんだで惹かれていく二人。

最終的に肌を重ねるところまで行くと知らず、沖田さんも手を握るぐらいならと練習相手に名乗り出るけど、沖田さんの死を読まれてしまうからと、夢主さんが断る。
自分は信頼されていないと落ち込む沖田さん。

何も知らず触れてしまった幹部の考えや自分に対する感情を知ってしまったり。
能力を知る隊士に面白半分で手籠めにされて苦しめられたり。

夢主に心を読まれる時の感覚は、その人物の性格・資質・夢主への感情により快感だったり不快だったり。

新選組の為に力を使う。
場を設けられて、捕縛したい男の酒を相手をする。
手を握らせれば良い任務。
クロと判断できれば隣室の斎藤に知らせる。斎藤さんの他に沖田さんや土方さんが同席することも。

任務の場は何度も設けられる。
手だけで済む時、男がその先に進もうとして斎藤さんが止めに入る時。
その先まで進まざるを得なくて、隣室で斎藤さんがいるのに男の相手をさせられる時。
いろんな任務を乗り越えて…。

斎藤さんも夢主の任務を止める・止めないで自身の正義や副長土方さんの方針などとぶつかり葛藤したり。

明治に入り、斎藤さんが手袋をして過ごすことが多いのは、夢主さんの為。
読ませず読まず、互いの為の手袋。
ようやく力を使わずに過ごせる時代が訪れ、手袋は俺が身に着けるから、お前は自由にしがらみから解き放たれて過ごせと。

斎藤さんが手袋を外す時は、互いが全て曝け出す覚悟の時。
艶っぽさ増し増しの行為に✧
 
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