〜御品書 弐※ネタバレ目次※

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〜御品書 壱 〜御品書 弐 〜御品書 参 〜御品書 肆 御飯を食べる

77.俺の初めてをくれてやる
前川家のみんなと別れの挨拶。引越し当日、抜け出して沖田と比古捜索し発見。夢主の言葉がきっかけで陶芸の道を進む比古、初めての作品を貰う約束。新しい屯所西本願寺で部屋の細工を見る。斎藤と沖田の部屋間に夢主の部屋。

78.貴方様
朝、寝ている夢主を覗いて目が合う斎藤沖田。枕元に藤の花、蒼紫にも移転が知れているとわかる。突然斎藤が呼び方についてからかう。騙されて皆を様付けで呼び恥ずかしい思い。

79.剣戟、そして江戸へ
夜の巡察で抜刀斎に遭遇。斎藤がやりあった後、沖田と抜刀斎が剣を交えるも、仲間を追い抜刀斎その場を脱出。斎藤土方江戸へ。斎藤の旅装束姿に興味津々、江戸土産を頼む。江戸への道中、日野の景色を見せたいと土方。

80.静かな部屋
土産を探す斎藤、紅桔梗〜月白色の土産を選ぶ。斎藤がいないのに沖田がいる屯所に違和感を感じる夢主。原田、永倉と共に四人壬生へ散歩。原田と真面目に子作り話し。懐かしい部屋とお盆に挨拶。斎藤は藤堂も共に江戸を発つ。

81.江戸土産
江戸からの新入隊士沖田が面倒見る事に。斎藤から土産の風呂敷を貰う。英語、メリケン語がわかると告げる。藤堂から匂い袋を貰う。斎藤、藤堂を怒る。香にくすぐられるからと斎藤が告白。香袋はワンピースと一緒にしまう。休息所の掃除を以前は山崎、今は鉄之助がすると知る。

82.左の男
斎藤が怪我をする。小姓代理を引き受ける。厠を手伝えとからかわれる。箸など普段は右を使うと気付く。謝罪代わりに左利きの話をする斎藤。帯の手伝いを頼まれる。

83.背中越し
背中越しに斎藤の帯を巻いてあげる。斎藤やはり肩が痛んでいた。強がっている斎藤。互いの戦い方についてつつきあう斎藤と沖田。夜の巡察で沖田は比古と遭遇、気に入られる。

84.見えない罅(ひび)※微裏含
明治、斎藤と夫婦の夢を見る。目が覚めてから姿がだぶり一と呼んでしまう。松本先生の話が出る。比古から器を受け取り、使うと割れてしまった。太腿を火傷、土方に薬を借りる。沖田は再び夜の町で比古に出会う。

85.赤い着物 ※微裏含
志々雄昼寝する木の下で沖田に惚れる娘と下男悪巧み。夢主脅され連れ出され男達に辱められそうに。志々雄男達切り殺す。下男娘を庇い怪我、二人逃走。志々雄に肌見られ、茶屋で揶揄われ、首筋舌が這う。斎藤と沖田の人斬り、人を殺す現場見せられる。休息所でこの日の出来事を斎藤に伝える。志々雄に与えられた緋色の襦袢を褒められる。

86.見上げる背
沖田けじめをつけに大坂へ。夢主は斎藤と一日過ごす。稽古をつけてもらい楽しい一時。髪を整えてもらっていると沖田が戻る。沖田に斎藤がやきもち。前を見ていろと言われる。

87.向き合う恐怖
比古に湯呑み返し猪口貰う。比古に話を打ち明け身柄を引き受けてもらう約束を取り付ける。夢主の抱える恐怖を見抜いた比古に話をし、屯所で斎藤と沖田にも打ち明ける。

88.いつかの望み
暑い日褌で水浴びする原田に会う。斎藤人斬り場面遭遇を話し元気付けてもらう。原田永倉先日の手篭め未遂を知り怒る。土方、大坂商家から謝罪金二百両受領。夢主の為の金と沖田も納得。伊東に会い薩摩と長州の話をする。沖田、近藤土方と試衛館を継ぐ話〜道場の夢の話へ。

89.熱燗の熱
湯屋帰り鼻赤三人。冷えた体を熱燗で温める。斎藤一度拒むが弱い酒と知り飲む。夢主は自分の酒だが熱のせいか酔いが回る。夢主の酒を斎藤が飲み干す。鉄之助に土方に昼酒がばれていると聞く。騒ぎ出した夢主を土方が怒りに来て乱れた姿に赤面激怒、斎藤沖田も怒られる。道場で酔いを醒まして戻ると酔いつぶれた夢主、布団に移す。二人が酒の片付けをする間に蒼紫が江戸出立を告げに来る。

90.密偵、酒宴
斎藤に昨夜の蒼紫訪問告げる。藤の花は押し花に。斎藤密偵任務受ける。沖田に内密だがばれると前提。一年が過ぎ年の暮れ沖田含め三人分の祝い準備するが伊東永倉等と新年角屋泊り込みを思い出す。土方に確認するが教えてもらえず。斎藤の羽織りお直し破いてしまう。沖田は土方に労咳の話をし噂を流してもらう事に。夢主と沖田、角屋乗り込み皆を連れ戻す。

91.心構え
謹慎多いと斎藤咎める。比古のもとへ行く準備促される。沖田、新津に抜刀できずと告白。謹慎抜け出し藤堂に遭遇、伊東が斎藤酒宴に誘い後でと了承。新選組を抜ける時に嘘をつくと聞かされる。沖田は土方の労咳策打ち明ける。山崎休息所で盗み聞き。斎藤伊東のいる店へ。屯所で原田が赤子連れてくる。斎藤に赤子話、夢主の乳欲しがっていたと知り赤面。着替え始める斎藤の久しぶりの肌に戸惑う。この時代での出産が想像付かない。

92.名残惜しい人
幹部等に御陵衛士の件伝わる。夢主の事で荒れる幹部達、本人次第と土方。夢主屯所の傍らで藤堂に会い想い聞く。原田が見ていたが無言で去る、そこへ土方現れ腕の中で生活費貰い土方常に夢主を気に掛けていると知る。荷物仕分け。最後の名残惜しさと斎藤が甘えてくる。気を許して夢主も甘える。

93.ひとときの さようなら
沖田と飛び出す打ち合わせ、直後斎藤と幹部達対立、駆けつけ話切り出す。斎藤の言葉に落涙、斎藤も夢主も驚く。斎藤原田殴り合い土方仲裁、騒動原因伊東を恨む斎藤。沖田と休息所へ、弁当出した所へ比古登場。沖田頭下げ託す。山へ向かう途中山崎追い払う比古、夢主は山崎に感謝告げる。山小屋到着見覚えある景色に感動。陶芸指南の約束、比古師匠と呼ぶ許可。生活費渡し客人扱い受ける。比古人との食事味わう。食後寝てしまい目覚めた夜、比古の焼入れ付き合い酒の呑み方教わる。屯所で斎藤夢主の涙思い出しやきもき。

94.山での一日
窯前で嫌な事ぼかしながら身の上話し比古によく生きたと褒められる。沖田はいい男、斎藤は苦労させられるぞと比古。寄って運ばれる際比古を斎藤と呼ぶ。斎藤は宿所出て夢主想い京ふらり、明日の宿所見つけた伊東に会う。比古が布団追加一組用意。水場教わり鍛錬の崖と滝へ、比古の鍛錬見て護身術教わり、日課になる。水浴び見る。

95.弔い
沖田労咳の噂盾に自室籠もり落ち込む。原田に促され稽古と夜の巡察へ、永倉と共に。抜刀斎に会い剣交える。比古と粘土こね桜の花びら作る。京の町へ買出し伊東斎藤に遭遇、伊東に尾行され比古怒る。死んだ事にすると切り出され了承、翌日遺髪伊東〜土方へ、光縁寺に墓石建て沖田縁者の碑銘彫る。斎藤も確認に来て途中緋村に遭遇するも僅かに話別れ、土方に連れられ墓石見る。

96.橙の祇園
斎藤と伊東、夢主誘い出す相談、祇園通い。新宿舎相談。陶器桜花びら焼きいれ。比古は夢主と斎藤の関係羨む。比古昔話。女の操望まず失い相手は新選組の男と知られる。比古惚れた女と夢主似ており困惑、優しさと強さに惹かれる。藤堂斎藤に苦言。比古と水浴び、下帯姿に照れ。比古は濡れた夢主に女感じる。斎藤に引き合わせる為祇園祭へ。祭で斎藤に再会、平家物語の冒頭で声を確認。桜の陶器渡す。誰のものにもなるなと言われ約束。

97.別れの万寿
約束の三ヶ月過ぎ帰屯延期頼む。客人扱い終わり水汲み手伝う。突然の豪雨比古に守られ頼もしい。濡れ前髪避け比古驚く。伊東斎藤に新選組討伐の意思確認。近藤土方を討ち取る策聞かされ祇園で待機に、比古に手紙。比古と最後の晩酌。剣心弟子話。互いにこれからどこへ行くか話す。雪降り始め比古に寄り添う。比古は夢主が惚れた女に似ていると告白。月夜の虹。

98.絢爛と静寂の再会
比古と祇園へ、斎藤多額花代で夢主を花魁もどきに変身させ比古に見せ付け。夢主の事で二人張り合う。酒の呑み方を教わったと斎藤に知られる。斎藤比古に祝言の真似事見せ付け。藤堂救出頼み断られる。山口二郎改名話護身術教えたと伝言。花魁姿といて緋色襦袢で遊女の様に。斎藤夢主からかい火照らせる。比古が斎藤の覚悟と夢主への気持ち確認、抱いた事あるか聞く。斎藤、比古に夢主のいざに対応頼む

99.油小路の辻に
襦袢姿で出歩き比古に咎められる。藤堂救出再以来、見届けだけでも頼む。祇園の店を出て身を隠す。新選組から斎藤に帰屯命令。夢主比古と油小路へ。伊東斬られる。藤堂斬られるが夢主の声で正気取り戻し逃げ、路地で土方との別れ思い出す。目を閉じ、その後行方不明に。夢主死に際の伊東の声を聞く。斎藤不動堂村屯所へ沖田と再会。夢主戻らず焦るが数日後帰屯、輝く朝日の中再会

100.最初で最後の想い
屯所でみんなに再会、桜の陶器配り斎藤不機嫌、二人の陶器合わせると猪目になる秘密告げ斎藤沖田に対し優越感。蛤のようだ。帰屯時の惚れて捜した芝居無く落ち込む。好きな色聞かれる。新屯所未来に残らないと告白。高木時尾の名を告げる。沖田夢主江戸の護衛許可を土方に頼む。再会の宴一人ずつ杓し言葉残す。これから死ぬ者に斎藤土方気付く。互いの香りが好き。二人で呑み直し斎藤から誰かを愛おしく想う最初で最後と気持ちを告げられる。返事は求められず

(斎藤一京都夢物語 妾奉公・弐)
101.新月の光
沖田と江戸へ行く事に。斎藤も了承、礼を伝え夢主への気持ち認めると宣言も沖田はとっくに知ってると返す。沖田夢主への気持ちにけじめ。新月の夜斎藤と共に過ごす。部屋灯り消し瞳覗くが何も見えず。よろめいて支えられる。おでこをくすぐる斎藤の前髪で近さに気付き慌てて離れる。比古直伝の技で斎藤を転がす。比古と何も無かったか冗談半分に聞かれる。灯り付け橙の斎藤の瞳を優しいと言い斎藤照れる。出立の朝に唇を許す約束

102.約束の朝
出立の時期迷う。沖田史実を話してくれたら一緒に背負うと言ってくれる。天満屋事件。夢主の結んだ紐が硬く籠手外せず腕怪我せず済む。護衛対象を守る為敵に背を向け斬られそうになり隊士に救われる。理由はあるが初めて背中を取られ死を感じた斎藤心は重い。沖田戦線離脱を幹部伝達。井上総司の名を発表。土方に隊士達に別れの時間作るよう進言。斎藤とおにぎり作り、土方にも夕飯届け斎藤褒められ照れる。斎藤そっと夢主を押し倒してみるが叶わず諦める。唇に触れて再度諦める。「お前を強く想う証が欲しい」触れたい欲求と斎藤の弱音の表れだった。衝立外して手を握って寝る。朝、寝巻のまま斎藤夢主の唇重ねる

103.いつかの二人への旅立ち
妻の死を見届けたのか泣き腫らした顔で永倉帰屯、感謝される。土方仲間の帰屯に安堵。斎藤に乙女椿色の着物貰う。斎藤の覗き紋入り、再開の時に紋を書き足し九枚笹に共に添い遂げてくれと求婚され承諾。着物着せてもらい体触られる。髪を斎藤に結ってもらう。首筋に赤い痕。何度も口付け。広場でみんなに別れを告げ斎藤の羽織で隠されもう一度口付ける

104.燃える夜空
荷物を預けたくて出来ずに困っていると比古に遭遇、鉄之助と別れ比古の小屋へ。沖田得意の三段突きを進化させた九段突きこと九頭龍閃を伝授される。緋村の師匠と知り緋村には技を見せないと約束。首の赤い痕比古に見つかる。比古と沖田お酒。夜の伏見を確認する毎日。伏見では緋村が抜刀斎として斎藤と最期の対決。伏見の夜が燃える。

105.駆けるものを求めて
伏見の様子一人で見に行き探される。江戸へ船で行くと話す。将軍が単身江戸帰還する事を沖田に告げる。沖田に藍染の衿巻き。比古から昔惚れた女に渡しそびれた道中着(濃藍一色袖先に花模様織)貰う。比古にさよならの抱擁される。井上源三郎戦死。斎藤桜の陶器愛でる。沖田と市中に下りるが足止め、出会い茶屋で時間を潰すが斎藤と過ごした場所だった。抜刀斎の名を捨てた緋村剣心に遭遇、馬を手に入れる助けを頼む。

106.冷たい船の燭
緋村から馬受け取り天保山に着き船に乗る。緋村東へ行くと呟く。斎藤も乗馬出来ると知る。永倉達は順動丸で出航済み、富士山丸に乗り土方に案内され山崎の部屋へ。いないはずの斎藤も乗船。山崎幸せそうに夢主と話し沖田と斎藤見守る。山崎に斎藤が同乗していると聞く。山崎の死に狼狽、斎藤の声聞こえる。

107.会津新選組
死についてぼやく沖田。土方が斎藤怪我無いか確認、斎藤腕の怪我隠し通す。品川入港江戸へ到着。沖田と医学所へ松本良順へ植木屋の離れ手配頼む。後日斎藤医学所へ夢主が先に斎藤の手当て依頼し包帯用意していた。お堂の夜襲に注意と伝言受ける斎藤。流山で近藤捕縛、後日斬首。植木屋へ土方来訪、沖田の洋装と斎藤からの金子受ける。夏に兄妹として住む場所を探しする事に。土方宇都宮城奪還成功も足を怪我し会津へ、新選組本陣と合流し斎藤に新選組を託す。

108.闇に消える狼
近藤斬首の報せに沖田刀を入れ弔い行う。斎藤鶴ヶ城へ、謁見前に城内探索、時尾と遭遇。白河出発控えるが市中見回りに。町外れの社で時尾発見、隊士帰し話しかける。時尾父の死語る。禁門の変の新選組を責められる。時尾泣きながら帰路へ斎藤黙って送り届ける。夢主沖田に皆の今後話す。一戸伝八の偽名、斎藤の謹慎、土方の死、東京への変名。沖田の命日越え。江戸の町歩き古道場見つけ大家に型稽古見せ惚れこまれ道場を借りられる事に。土方に会いに仙台行きせがむが沖田拒否、そこへ比古荷物届けに現れ、仙台行き決意。如来堂で斎藤奇襲受け逃れて一人会津の山へ入る

109.さよなら
斎藤山で官軍襲う、佐川と合流。官軍山に鬼が狼がいると恐れるが川路が斎藤と突き止め会津藩主容保に身柄確保依頼、安全保障。会津に戻り斎藤謹慎、容保に時尾縁談勧められ断るが断りきれず。佐川に一戸伝八偽名付けられる。桜の猪目割れる。沖田と仙台へ、土方海を見ていると二人到着。原田の死知る。土方と最期の別れで一本木関門の話する。榎本、大鳥一瞬登場。斎藤短刀借り容保のもとへ

110.藤田五郎
縁談断りに行き時尾養父に会い気に入られる。縁談断り髷を断髪、時尾に身代わりとして渡してもらう。斗南行き決意。沖田と江戸へ戻る途中官軍に遭遇襲われ沖田九段突き発動、緋村剣心に助けられ通行書貰う。江戸で酒の約束。斎藤時尾から嫌がらせで押し付けられた藤田の名を喜んで受け取る。時尾は照姫と旅立ち別れとなる

111.別れ、そして新時代へ
江戸に戻り平穏な毎日。衝立見つけ寝床へ。沖田の紅を祝言の時つける&花嫁衣裳着せてもらう再約束。道場修繕完了、額が読めない。井上道場にしようかとぼやく。鉄之助五稜郭脱出。土方戦死、今際の際に夢主を思い出し『仕返し』成功だなと笑って逝く。夢主と沖田の夢の中にあわられ最期の別れ、いつか蝦夷に行こうと約束。斎藤は斗南で邏卒後の警官の仕事を引き受け、一人江戸に向かう。シャボン玉に見惚れていると斎藤が現れ再会を果たし、再会の口付けで春を迎える

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