†テイルズ長編夢†
□チャット3
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「働けと言ってもあたしも鬼ではありません。いきなり知らない土地で知識もなくとは言いませんよ。暫くは、自宅警備でいいのでテレビか本……は言葉が駄目か……ん?今更なんですが、何で会話は出来るんです?」
「…初めに気付いとけ。ま、何らかの効果…若しくは加護じゃないのか」
「ふむ……まぁ、不便ではないので気にしなくていいとしましょう」
(こいつ…案外切り捨てるな)
「で、一応は道具の使い方は教えましたけど分からない事とかありましたか?」
「いや、問題ない」
「なら良かった♪では、テレビでも見てこの世界の知識を手に入れてください」
「……」
「?どうしました、アイゼンさん?」
「いや…この世界は本当に平和なんだと思ってな」
「………確かに、アイゼンさん達の世界と比べるとですけど…でも、あたし達の世界でも戦争はあります。それは、あたし達の国でないだけで…」
「…そうか」
「…………し、しんみりする話は無しにしましょう!それに!こーんな世界にトリップしてきたんですから、長い旅行だと思ってのんびりしましょう!ね!」
「…ふ、お前は単純だな」
「む!アイゼンさんが難しく考え過ぎなんですよ!分からない事は時が過ぎればなんとやら。焦って道を間違えるよりは全然良いと思いますよ、あたしは」
「そうだな…よし、じゃあ改めて言わせてもらおう。ハヤテ、宜しく頼む」
「はい!こちらこそ!」