長編
□第1章 出会い
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・・・
・・・私は、広い草原にいた。
ワープ失敗かな??
周りをキョロキョロしてると倒れている人を見つけた。
その人のところまで駆け出した。
「だ、大丈夫ですか!?」
私は倒れている男性に声をかけた。
・・・いや、男性というより地球外生命体に近い人だな。
「うっ・・・うう・・・お前サイヤ人か・・・?」
「違います。」
「そ、そうか・・・サイヤ人にこの星を滅亡させられる所なんだ・・・
俺が倒れてちゃ・・・ダメだ・・・!」
「さ、サイヤ人に!?
・・・でも貴方ケガを・・・!」
赤色の血がその人の口から垂れだしている。
「・・・!?サイヤ人だ!!」
その人の視線の先に
5人組の人影があった。
「下がっててください。」
まずはサイヤ人の力を拝見としますか。
サイヤ人5人組のリーダー格らしき男が私にこう言った。
「そいつを離してもらおうか?」
蟹頭に何かの機械を耳につけた男がそう言った。
……だがイケメンだなぁ←
「やだね。」
ここで引き下がるのもあれだし、サイヤ人の力を見たいしね。
「・・・このクソ女が!!俺たちの邪魔すんじゃねぇッ!」
私の顔めがけてパンチを繰り出す。
遅い・・・まるでハエが止まっているようだ。
「遅いね〜ふふふ・・・」
私はそれを軽く受け止め巴投げしてやった。
いとも簡単に飛んでいく男の姿に思わず笑ってしまった。
「〜!?な、なんだあの女!?」
他の奴らが驚いていた。