迷い混んだ子虎

□第2話
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「雪、今日銀さん依頼があって一緒にいれねーけど…大丈夫か?」



「はい…。」



「なんかあったら下の店に逃げるんだぞ。あと、銀さんが帰ってくるまで出たら駄目だぞ?」






…コクリ







「おし、良い子。んじゃ、行ってくるわ。」



「仕事頑張ってね…。」



「おう。」






ガララ…ピシャッ。
















「昨日銀さんに教わったこと…頑張ってしないと。」


























「洗濯物は…これだけ…かな?」










それでこのスイッチ押して…。














これで…良いよね?









次は…お風呂……











ガコンッ!






「…ひゃあ!」









…あ、危なかったぁ……
















─銀時side─





俺はその頃新八っつう奴の姉にボコられて道場にいて謝罪…。












途中で天人の奴等が姉の妙を連れていってしまった。












ブロロロ…




「まずい!もう出ちゃいますよ!どうするんですか! 姉上がしゃぶしゃぶにー!」



「いやー、この前スピード違反されてよ〜。」



「何やってんですか!」















































あの後無事お妙を助けることができた銀さん達は万事屋まで帰っていた。














「まあ、何とかねぇちゃん取り返せて良かったじゃねーか。」



「まったく…酷い目にあいましたよ。」



「なんでだよ。」



「あの後バイトしてたところからはもう来るな!何て言われたんですからね!?」



「あー、そうだったの。大変だったねー、眼鏡くんもー。」



「他人事みたいに言わないでくださいよ。」



「これから万事屋で働くんだったら前のところ首になっても良かったことね?」



「給料ちゃんと出るんでしょうね。」









「着いた、着いた。ここが万事屋。」



「無かったことにしたよこの人。」










カツ…カツ…カツ…







ガララ…




「雪ー、帰ったぞー。」



「銀さん一人で営んでるんじゃ……」



「まだ言ってなかったな。
この家にはもう一人雪がいるんだよ。」



「全然出てきませんけど、本当なんですか?」



「ああ、そう言うことか…。
ちょっとリビングで新八待っててくれ。銀さんが先にいっからついてきてくれ。」



「分かりました。」










「雪ー、銀さんだぞー。」







ソファーの後ろから雪が虎の姿で顔だけをひょこっと出した。






「……?」



「ほら、ただいまのぎゅーは?」




タッタッタッ…






…スンスン





銀さんの匂いだぁ…。







ひょいっ。






「…?」





銀さんの顔が近くまで来ると私は顔にスリスリして甘えた。





─スリスリ





「ニャ〜♪」



「新八ー、もう入ってきても大丈夫だぞー。」



「…??(しんぱち? 誰だろ…。)」




「入りますよー…って、えぇぇえぇ!?銀さんあんた、虎飼ってるんですか!?」






ビクッ!







─ダッ!






モソモソ…




「……。」









「(ビックリしちゃって銀さんのさっき脱いだ上着に潜っちゃった…。)」






「す、すみません。急に…。」


「いいって、新八。普通虎が家にいたらそりゃ、そんな反応になるわ。」


「悪かったって、急に大きな声出しちまって。新八は悪い奴じゃねーから出てこいよ。」



「すみません、雪さん。」









銀さんがそう言うなら…この人は大丈夫かな…。








「……。」






タッタッタッ





…フリフリ♪




「わー、可愛いですね!」


「だろ、銀さんが凄い可愛がってるからな。」


「へー。それにしても何処で見つけてきたんですか?」


「あー、雪は捨てられてたっつうか倒れてたから拾ってきたんだ。」


「こんなに大人しい虎がですか?」


「あぁ…。」













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