紅い満月に悪魔が牙をむく
□第５話
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─恒道館─
恒道館道場と書かれた札がかかっている広いところに着いた
銀時「ここが新八ん家だ。」
イア「ここが……」
神楽「早く行くアル！」
定春「ワン！ワン！」
イア「あ、ちょっ……行っちゃった…。」
銀時「ぱっつあんいるかー？」
神楽「おーい。だめがね返事するアルー。」
新八「はいはい、居ますよー。
銀さん達どうしたんですか？」
銀時「イアにな、色んなところ案内してやろうと思ってな。」
新八「そのイアさんは？」
神楽「あり？銀ちゃん。イアが居ないアルよ？」
銀時「どこ行った？」
新八「はぐれたんじゃないんですか？」
神楽「迷子アルか？」
銀時「しかたね、探すか。」
イアside─
イア「ひ、広すぎ……」
？？「そこの君俺のお妙さんを知らんか。」
イア「……誰。」
近藤「俺は真選組局長、近藤勲だ。」
イア「私は…イアです。」
近藤「そうかそうか、イアちゃんって言うんだ。何故新八君のところに？」
イア「銀さん達が仲間を紹介してくれると最初に来たのが新八くんの道場だったんです。」
近藤「万事屋は？」
イア「迷ってしまって。」
近藤「なら、たぶんここを歩いていったところにいると思うぞ。」
イア「ありがとうございます！」
近藤「俺はお妙さんを探すか。」
イア「？お妙さんって？」
近藤「知らんのか？お妙さんは新八くんの姉だよ。」
イア「そうでしたか、教えていただきありがとうございます。」
イア「そのお妙さんは居ないのですか？」
近藤「まあな。だから、他のところにもいって探してくる。」
イア「見つかると良いですね！」
近藤「ああ！待っててください！お妙さんー！」
イア「……行っちゃった。銀さん達のところに戻らないと！」
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