紅い満月に悪魔が牙をむく
□第1話
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──ドカアァァン!
レミリア「あーあ…さっきより派手にやらかしたわね。」
船の方まで大砲を向けられ見事命中。
一隻無くなっちゃったじゃない。
そりゃ…ここまでやられたら流石に私でも怒るよ?
レミリア「神威さん、もう暴れても…いいよね?」
神威「いいよ。俺も殺るから。」
レミリア「…決まり。」
…ダッ!
レミリア「……(ニッ」
レミリア『幽風「[幽霊達の宴]」』
ズズズッ…──
死神に… 九尾に… 人魂……
「な、なんだあれは!」
天人達が目にしたのはレミリアが呼び出した妖怪と幽霊達…。
神威「おー。レミリアは凄いや。」
レミリア「さー…行ってらっしゃい(ニコッ」
藍「わーい♪血祭り〜。」
闇「藍ちゃん待ってよ〜。」
早苗「獲物が逃げるよ?」
レミリア「ふふ…なら、私も後に着いていきますか。 紅槍『香月闇槍』」
─ダッ!
ザシュッ! グシャッ
「「「ああぁぁあ!!」」」
「あいつ無茶苦茶つえーぞ!」
「くそっ。たかが女だ!怯むな!」
レミリア「吸血鬼を嘗めちゃいけないよ?…ふふ(ニッ」
ザシュッ!
「がはっ!」
……ビチャ
ペロッ…
レミリア「もっと美味しい血が良いわ。」
フワッ…
「レミィちゃんもう終わり?」
「まさか、まだまだ殺るよ(ニコッ」
「次はどこ殺ろっかな〜?」
キョロキョロ……
「アハッ♪獲物はっけ〜ん。」
「な、なんだ! お前!」
「今から死ぬやつに教える必要ある?」
「な、何を……?!」
─ザシュ!
「がっ…」
バタッ…
「…ふんっ。」
「次々〜♪」
ザシュッ! ザシュッ!
「「「ぐあぁあぁぁ!」」」
トンッ…!
「だいぶ減ったねー、レミリア。」
「そうね。一寸神威さんの方を見てくるわね。」
「はい。こちらの方は私達に任せてください。」
「ありがとう。」
「お任せください…レミリア様。」
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