ファイ・ブレイン 神のパズル

□2.天才少年の憂鬱
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「えー!そんなに凄い人だったんだ!」


「はい。以前にもパズル部にスカウトしたんですけど…レベルが低いからって理由で断れちゃって。」


「カイトと言ってることが変わんない…。」


「そりゃそうだろ。事実なんだから。」


「あんたはまた…」


「…って、どっから湧いてきたー!」


「うわぁぁ!」





























ドガッ!










「ってか、いつから聞いてたのよ!」


「いつつ…イアが凄い奴ってところから…だな。」


「あれ?カイト。イアは?」


「さっき俺といつもイアがいる教室行ってパズル解いてたけど。」


「はいー?!まじすか!!」


「すげーぜ、まじで。俺とまた再開するまでずっとパズルを解いていたんだって。」


「嘘ー!!」









































─次の日─











端末がなって指定場所は公園……







公園の真ん中に来いって…あそこ?










タッタッタッ…









ここ…ん?誰かいる。







「あぁ!?なんで人がいるんだ?」








声がする方に振り向くと
赤髪のチョイ悪そうな男の人が
立っていた










「おい、どうかしたのかギャモン?
って、イア!?」


『カイト君?カイト君もパズルを解きに?』


「イア!だめだよ!」


「おいてめぇ!!お前もギヴァーなのか?」


『違う。』


「なんだぁ?違うのか。」










怖いよこの赤髪の人…











『カイト君、この人は?』


「ギャモンだよ。」


『そうなんだ。宜しくギャモン君。』


「お、おう。」



「とにかく、イアは帰るんだ。」


『どうして?』


「この公園は本当は<賢者のパズルなんですよ♪>!!?」





公園のモニターの男の人が喋った






『賢者のパズル…また…人殺しのパズル…』


「なんでイアがその事を!?」


【貴方方の下には爆弾が仕掛けてあるんですよ。】







今度は爆弾か…






【私はこの公園に16個の数字を何処かに隠しておきました。】










モニターは画面が切り替わり16個のマスが出てきた









【数字を探しだしこのマスの中に正しく入れてください♪ではスタート!!】










と言ったと同時に地図とタイマーが画面に現れた







タイマーは11分弱







「ちょっと!!説明はそれだけ!?」


『11分弱…か。』


「とにかく数字を探しだすしかねぇな。」


「あぁ…そうだな。」


「イアも探してくれ!」


『うん!』





























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