小説

□私の
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『もーもーかっ!』

急に恋人の彩に楽屋で携帯ゲームしてると呼ばれた

「ん?どしたん彩」

正直、いつになく楽屋で彼女感を出してくるのにびっくりした。

『別に何もない(笑)』

「なんやねん、用ないのに呼ぶんやない」

わざわざ大事なところで止めたのに、何もないやと?

少し苛ついて言うと彩の顔から笑顔が消えた

『なんでや…』

「いや…いまゲームやってて、いいとこやってんで?」

『もうええわ』


何故か切れて、彩は楽屋から出て行った

なんでや…いまゲームに集中してたから…怒んなよ…と思ってめんどくさいから戻ってこなかったら迎えに行けばいいと思ってた。

ゲームのステージをクリアしゲームするのをやめた。

「まだ、戻って来てないのか」

楽屋を見回しても彩の姿はなかった。

「ももちゃん?」

彩を迎えに行こうかどうしようかと思っていたらみるきーが話しかけてきた。

「どしたん?みるきー」

「彩ちゃん知らん?」

「彩ならどっか行ったでどこかは知らんねん」

「そうなんや…」

「どしたん?」

「あのな、今日のステージで彩ちゃんとデュエットやるねん。せやから少し合わせようと思ってて、でも彩ちゃん居らへんから…そろそろ時間やばいねん…」

はぁ…なにやってんねん彩…どこ行ったん…

私は少し心配になってきた、彩がギリギリまでいない事なんてめったにない。
それどころかくそ真面目で有名な通り、こうやって人を困らせることはしない子だ…

「みるきーごめんな?」

「なんでももちゃんが謝るん?」

「ちょっと探しにいってくるな!」

そう言うと慌てて楽屋を出ていた。

廊下の辺りを見回しても彩はいない...

少し先に行くと自動販売機とソファーがあるところに着いた。

そこに見覚えのある姿があった。

「なにしてんねん。」

私が声をかけるとビクッと彩はした。
でも、振り向きはしなかった…

「彩…?」

隣に座ると彩まだ私のことを無視して携帯を触っている。
さっきの仕返しのつもりなのか?

「全く困ったキャプテンや…」

『うっさいわ…』

「何怒ってんの?」

『別に怒ってない』

でたー(笑)彩は怒ってる時に絶対怒ってると言わない。

「さっきは悪かったって、私もゲームに集中しててん」

まだ拗ねてるからさっきのことを謝った。

『それに怒っとんちゃう』
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