スクイーズ篇 二門

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そこに座るのは貴女だけ
元ネタはトリビアの泉

へぇボタンのキーホルダー持ってました。

ウェブ拍手として書いたが、ちょっと長かったので普通に掲載。

シーツ越しのぬくもり 肩を預ける相手12

ペパーミントの魔術師ACT1.5

 まだ知らない人間ならば多少は知らない人だと割り切って対応できる。
 任務として処分を言い渡されたのは、かつての仕事で客として来ていた人間だった。

  ***

セミさん「蝶にめちゃくちゃ癒されたい」

眠い時はいちゃいちゃ、まともな話に仕上げる時はPCで書くのが癖らしい。

何度も止まればいいのに。 肩を預ける相手13
「ああくそ、また信号だ」
 独り言の言葉遣いがやや荒いが、小さい声なので、怒りよりも呆れているようにも聞こえる。
 止まると彼はまた蝶の頭を撫でて落ち着かせる。
 何度も止まればいいのに。
 離れようとした手の袖を掴む。

貴女の寝言が聞きたい 肩を預ける相手14
 視える意識は疑問、安心、心配、彼は気にしすぎだと上司にからかわれるのも納得がいく。
 ぎゅうと手を握られる。
 落ち着く。
 もっと握ってくれればいいのに、彼はすぐに手を放した。
 もう少し早く握れば止められたかもしれない。
 部屋から出てしまう。

こんな奇妙な関係は他に見たことがない。 肩を預ける相手15

 授業の終わりを告げる号令が聞こえたと同時に一人教室から飛び出すように出ていく少女がいた。

***

 メモで書いたもの。

 この話はこのセミさんの夢小説で一番未来で、ある意味あの三人であって三人ではない。

白鳥と鷺鳥
「私は逃げたくない」
「今から逃げてもいいんじゃない?」
 その声は囁きに近いほどの小声。少女が音を遮断していることが分かっていても他者に聞かれないようにと思っての小声だろう。
「セミさん、私は」
「 統和機構から逃げたくない意地でもある?」
 彼には他はどうでもいいとでも言うように。

Iris 2 seven snake ….5 背中を預け合う01
「セミさん」
 ぽつりと愛称で呼ぶ。起きることを期待してではない。
 いつまでいれるか。

オランジェ・ディスコ 背中を預け会う3
「個人的にはあげちゃだめ?」
「個人的にはあげてほしくないな」
 スクイーズの声音で任務の範疇であることを強調する。

痛みの共有 背中を預け会う4
 普段から車へのエスコートだの恥ずかしいことをしておいて、セミさんは照れる。周囲を見渡しながら、あわあわと離そうか離れないほうがいいのか迷っている。困り顔は見ていてかわいくて笑ってしまう。
「ちょっ、あの、ああ、はな、いや、どうしたの?」
「ん。なんでもない」
 直接視えてまうのが怖い。
 少しだけ視える力が無くなればいいのにと思ってしまう。

我慢しろって言う方が難しい 背中を預け合う06 Iris 2 seven snake ….5 Part2
「……………何、してんのかしら」
「……………」
赤面した大熊が足の間から覗かせていた。



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