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□お姉さんの目は誤魔化せない
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白「あの二人妙に仲良いよね」

高「うん?」

白「色々近いっていうか..感じることない?」

高「あー確かに言われれば」

白「もしかしてさ」


松「飛鳥と真夏やろ?この前手繋いでたで」


白・高「「?!」」

松「廊下歩いててパッと後ろ見たら二人笑顔で繋いでんねん。」

白「まじか」

高「それ繋ぎ方にもよらない?」


松「飛鳥が気づいてすぐ離しちゃったからなー見れへんかった」

高「惜しいね」

松「でも真夏の残念そうな顔」

高「まっちゅんたこ焼き食べ過ぎ」

白「あやしい」

松 「核心にせまりたいなー」

白「ライブ終わったら真夏に聞いてみる?」

松「お!いいね賛成ー」

高「さりげなく聞き出そう」


******
ライブ後


松「なんで牛タン食券制やねん」

白「みんなよく食べるから」

高「ずんだシェイク飲んだ?」

松「飲んだ飲んだ」

白「てかさゆりちゃんが食べ過ぎなんじゃん」

高 「そうそう。あっ!真夏!」

松 「まだ打ち上げ中なのに。部屋かな?」


******


真「っんや、だあ」

飛 「 中狭っ…ほらこんなに」

真 「あす、、あぁ」

飛 「いい顔するね」

夏の全国ツアー。私達のグループで恒例になったこのライブ。今日は千秋楽。過密なスケジュールの中最後までやりきった達成感と満足感。また一つ最高な思い出が出来た。一緒にメンバーと喜びを分かち合う。。そんなはずだったのに。


飛「顔隠さない。」

真 「っんあっん」

飛 「触りたくておかしくなりそうだった。」

飛鳥の目がギラつく
ここ数日ライブ、リハに他方の収録仕事三昧だった。
私達は内緒で付き合ってる事もあり表面上ではイチャイチャできない。二人の時間は作れなかった


飛「朝までしようね」
どんどん奥に指が入っていく。
気持ちいい所を突かれまたイカされる。私もおかなしくなりそう。

ピーンポーン

飛・真「、?!」

突然のベルに驚く。誰?

ピーンポーン..ピーン!一向に鳴り止まない音

飛「もう誰だよ!」

真「飛鳥!」

ガチャッ

白 「まなっ!飛鳥?」

飛 「、、、、」

松 「飛鳥ちゃん…なんで真夏の部屋に居るん?」

飛「えっと、、」

****

ベルを鳴らすとそこには飛鳥が居た。
視点が定まってないやっぱりなにかある?

白「真夏は?」

飛 「あ、、えっーと熱みたいで…」

高 「熱?」

飛 「う…うん!」

白 「...へー」

高「寝てるの?」

飛 「もうそりゃ高熱でさ起き上がれないくらいだから私が看病してるの!」

普段からは想像できない落ち着きのなさ。こんな興奮する飛鳥初めてみた。


高「大丈夫なの?飛鳥1人で…うちらも手伝おうか」

松「そうやで猫の手も借りなきやで」

飛「いいいい!ほんと!」

真「もうー!どうしたの?」

飛「馬鹿!今は駄目!」

真 「あっ、、、」

私達はここで悟った。この2人は。


飛「いやこれは」

松「真夏ー!首とか鎖骨に跡みたいのめっちゃ付いてんねんけど、どうしたの?」

真「へ??、、飛鳥のばか!」

高白松「……」

黒だと。
お姉さんの目は誤魔化せません。

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