小説

□水割り
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詩織ちゃん目線

全ては、私の感情だった




とてもふわふわしていた

夢のようで現実
そんなかんじ

お酒を飲んで、大好きな彼女と
照れずに深くキスをしあったり
抱き合ってゴロゴロしたり

ちょっと、本音を言ってみちゃったりして

そのたびにお酒がすすみ、身体が火照る

「しお、あのね」

抱き寄せられる腕に力が入る

耳元に聞きなれない言葉が

瞬間
目がくらみ、意識が飛ぶ





目覚めても、夢だったのかなんなのかわからなかった

ただ、隣で眠る夏菜子の呼吸を感じたら
そんなことどうでもいいかな、って思って

家を出た

眠る夏菜子に
気持ちを込めたキスをして
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