迷い人

□はじめまして
5ページ/5ページ






異世界?


じゃあここはわたしがいた場所とは違うの?





「あの、じゃあわたしって……」




白ひげ「あぁ、

お前は迷い人かもしれないな……」



なんてことだ……





年末に向けて一生懸命頑張ってきた意味が……





「……あの、帰れる方法ってあるんでしょうか?」





白ひげ「俺にはよくわからねぇな。




実際、異世界から来たと言った奴に会ったのは50年以上前だからな、


そいつがまだ生きているのかもわからない。」



そんな……





「あの、無理を承知でお願い致しますが、
次の島まで乗せてはくださいませんか……?」





白ひげ「グラグラ
そんなの当たり前だ。



反対するやつなんかいねぇだろう。



この船に乗っておく方が帰る方法を見つけやすいだろう。

それまでこの船に乗っておくこともいいと思うんだがなぁ……」




「いえ、ご迷惑はかけられません。



...わたしには戦えそうにもありませんし...。」




白ひげ「...そうか、


次の島までだが、白ひげ海賊団はお前を歓迎しよう。」



「ありがとうございます!

神崎 沙羅と言います。
次の島までよろしくおねがいします!」



白ひげ「グラグラ

あぁ、この船に残りたいと思ったらいつでも残っていいからな」




白ひげは穏やかな目で言う。





白ひげ「野郎共!宴の準備だ!!」


イゾウ「サラ、みんなを紹介しよう。おいで、」



マルコ「次の島は治安もいいよい。

早くて1週間ちょいでつくと思うよい。

少しの間だがよろしくねい。」




「はい...!!」


次の章へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ