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□マネージャー
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今日は、TV誌の連載撮影で俺と山田と薮の3人での撮影。
待ち時間でちょうど、大ちゃんと光がお昼の情報番組に出てるところを見ている最中。

光とだいちゃんの距離が近くて、ムスッとしてしまいそれが顔に出てたようで、隣に居た山田に笑われる。

山田は、唯一俺と大ちゃんとの関係を知っていて俺も山田と知念の関係を知っている。

大ちゃんと両想いになったのは、3ヵ月前くらいで山田にはずっと相談に乗ってもらっていた。

『ヤキモチ妬いてるの?ほんとに大好きなんだね。笑』

あきれたような感じで山田がコソッと話かけてきた。

そりゃあ、いくらメンバーだとしても!
薄々みんな気づいているようで、気にかけてはくれていても!
あの大ちゃんの屈託のない笑顔に、惚れちゃうかもしれないだろ?
なんて、考えながら山田のほうを向くと

『そういえば、マネージャーっていのちゃん達の事知ってるの?』

と聞かれ、質問されている意味が分からなかった。

「え?」

『だから、大ちゃんと付き合ってるのをマネージャーが知ってるのかって聞いてるの。』

「それってマネージャーに言わなきゃダメなの?」

『別にダメってことはないけど、色々助かるよ?』

「色々って?」

『この前、知念と2人で楽屋でちょっと立て込んでて、共演の俳優さんが突然ドアを開けようとしてさ…、マネージャーが制止してくれたんだ。危なかったんだよー笑。』

楽屋でなにやってるんだよ!って思ったが、同じ状況だったら…と思うと、ニヤけてしまった。
それと同時に、俺も話してみようかと頭をよぎった。


Hey!Say!JUMPは、9人居るメンバーに3人のマネージャーが付いてくれている。
@山田、知念、裕翔
A俺、圭人、高木
B大ちゃん、薮、光
の割り振り。だけど、臨機応変に対応している部分も多くて、今日の撮影は俺のマネージャーが山田と薮も送迎している。
とりあえず、俺のマネージャーに言ってみるか。
そう思っていたら、記者の人に呼ばれて撮影に戻った。
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