* 長編 キミだから好きなんだ【完】
□キミだから好きなんだ3
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side yuuri
彩『こんな時間に公園でブランコ乗ってるとか何してんねん。』
「いやぁ…」
彩『しかもけっこうな勢いで漕いでたやろ。小学生かw 』
「そういう衝動にかられまして…」
彩『あはっw・・・でも、こんな時間になると変な奴おるかもしれんし早く帰らなあかんやん。、、、自分が1番よくわかってるやろ?』
さっきまで笑ってたのに一気に真剣な表情に
なった。
「…はい」
中学3年のちょうど今頃だった。
いつもはママが塾まで車で送り迎えして
くれたけど、ママが用事がある日は自転車で
行ってた。