* 長編 love triangle
□love triangle3
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昼ごはんは梓と教室で食べる事にした。
梓『ゆーりちゃんって付き合ってる人おるん?凄くモテるやろ?』
「え?いないよそんな人。それに全然モテないし」
梓『嘘やん!こんな可愛いのにモテない訳ないわ〜」
「いやいや全然。そんな事言うなら梓の方が絶対モテるでしょ」
梓『厶フッ…そやな〜中学の頃はそれなりにモテたかなw 』
「自分で言ったw 」
今朝は見た目が少し派手な梓と仲良く
なれるのか不安だったけど、話してみると
とても話し易い子で安心した。
梓『委員会一緒にできなくて残念やったな〜』
「それな〜!私じゃんけん弱いからさぁ…」
今日は委員会や係り、掃除場所決めをした。
梓が図書委員を一緒にやろうと誘ってくれて
一緒に手を挙げたけど、希望者が多くて
じゃんけんで決める事になった。
結果は梓はじゃんけんに勝ち、私は負けて
しまって、結局余り物の美化委員になった。
梓『彩さん、ちゃんと活動してくれたらいいけど…ゆーりちゃん相方に恵まれなかったな…』
「それなんだよね、、」
委員会決めをしている時、山本さんは教室に
居なかったから私と同じく余り物の
美化委員になった。
なぜか何人かのクラスメイトに羨まし
がられたけど、私からしたら不安な気持ちの
方が大きかった。