リクエスト小説
□悟空総受け短編集
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ベジカカのお題(原作パロ)
2人の設定:恋人
『躾はしっかりとお願いします』
「カカロットォオオ!!!」
「やべっ」
カプセル・コーポレーションにベジータの声が響き渡った。
「貴様ぁ!俺が楽しみに取っておいたゼリーを勝手に食いやがって!」
机の上にあったスプーンを変形するまで握り締め、自分の部屋の扉を勢いよく開ける。
「あ、あれベジータのだったんだな。悪りぃ悪りぃ」
ベジータの部屋のベッドの上でくつろいでいた悟空は、急いで体を起こした。
「人のものを勝手に食べるなとあれほど言っただろう!」
「でもベジータ、おめぇの冷蔵庫の中だったら何食ってもいいって言ってたじゃねぇか」
「それと同時に上の段のものは食うなと言わなかったか?」
「あ・・・」
「貴様ぁ」
「わ、悪かったって」
「・・・仕置きが必要なようだな」
「え"っ?!」
ベジータはスプーンを床に投げ捨て、部屋に1歩入ると扉を静かに閉めた。
ベジータの言う仕置きがどういうものなのか、悟空は充分に分かっている。
「まだ昼だぞ!?」
「関係ないな。貴様の躾は恋人である俺様の仕事だろう?」
「ちょ、ま、わあーーーっ!」
ベッドの上で後退りしたがなんの抵抗にもならず、そのまま押し倒されたのだった。
ーTHE ENDー
その後、ベッドの上で。
「ふえぇ・・・腰が痛ぇ・・・」
「情けない野郎だ」
「もう今日は修行できねぇじゃねぇかよぉ。おめぇも修行すんなよ!」
「フンッ、自業自得だ」
「仕置きとか躾とか言って、ほんとはベジータがえっちしてぇだけだったりして」
「・・・貴様、躾がまだ足りてなかったようだな」
「も、もう無理だぞ!ベジータ!?なんでブルーにまでなってんだよ!ベジ」
「覚悟しろ、カカロット」