トリップ先は探偵物漫画!?

□第二話
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自己紹介を終えてからコナン君に質問攻めをされております。



「有莉亜お姉さんって何歳なの?」




「17歳の高校2年生だよ」






そう答えると驚いた顔をしていた。

身長が低いから中学生と間違えたのだろう。







「小学生かと思った・・・」




なんてこというんだ!!!!




「高校生なんだよな〜」




ジロっと睨みつけるとごめんなさ〜いとぶりっ子しながら可愛く誤られたので許した。





「でも高校生ならさ・・・今日、学校は?」




めちゃめちゃ怪しまれてるなこれ




「この前引っ越してきたばっかりだからまだ色々準備が終わってなくてね・・・」




ふぅ〜んとまだ怪しまれているようだ。






いたたまれない気持ちになってきたな・・・




会話も尽きてきたので携帯を確認してるとコナン君が恐ろしい発言をしてきた。




「お姉さんと会ったのも何かの縁だと思うからアドレス教えてよ〜」




え、っと戸惑っているとポアロの扉が開いた。




「あれ?コナン君?いらっしゃい。隣にいる人は新しい友達かい?」





おっ推しだあああああああ





「こんにちは〜安室さん!ううん、さっきポアロの前で初めて会ったんだ〜。ポアロに入りたそうにしてたから連れてきたんだ」




「そうなんですか、初めまして僕は安室透といいます。このポアロでアルバイトとして働いてます」



と営業スマイルで自己紹介された。



いままで生きていて推しをリアルに動いて話すところを見られると思ってなかったから恐ろしく感動しながら推しを凝視していたら一瞬曇った顔をした。




いそいでこちらも自己紹介をした。



「あ、私は塚本有莉亜と申します。17歳の高校生でこの間米花町に引っ越してきました。」




先ほどのコナン君と同じように驚いた顔をしていたのは見なかったことにしよう。





「有莉亜さんは高校生なんですね。てっきり小学生かと・・・すいません」





「僕も小学生かと思っちゃったよ」




二人して失礼だな・・・





「そうだ!さっきも聞いたけど有莉亜お姉さんの連絡先教えてほしいな〜」




死神は私の連絡先を諦めてくれないらしい。


連絡先ぐらいならまぁいいか。




「うん、いいよ」



と晴れてコナン君と連絡先を交換したのだった。
この世界で一番最初に連絡先交換した相手がまさかの死神って…。





ふと時計を見ると夕方の5時だった
そろそろ一度家に帰って整理しなければと安室さんにお会計をお願いしますと告げた時にコナン君に勢いよく引っ張られた。



「有莉亜お姉さんもう帰っちゃうの?まだお話したいよ〜」


でたな!伝家の宝刀盗聴器仕掛け!怪しいと思ったら誰にでもやるのかよ…



そんなコナン君を安室さんがたしなめる


「駄目だよコナン君、有莉亜さんは引っ越してきたばっかりだと言ってたからあまり無理言って困らせては」




「あ〜そっか…そうだよね、有莉亜お姉さんごめんなさい。」





本当に申し訳なさそうに謝るもんだから大女優の息子は凄いなと感心しながらコナン君にまたお話しようね!急いでポアロを後にした。
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