トリップ先は探偵物漫画!?
□第三話
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翌日、ピンポーンとインターホンが鳴り玄関まで行くと宅急便のお兄さんが大量の荷物を抱えていた。
何を頼んだって?
決まってるじゃないか、パソコンだよパソコン。
元々この家に置いてあったパソコンはスペックが低すぎて、私のしたいことができなかったので100万を片手にハイスペックのパソコンと機材を片っ端から購入したのだった。
それから、この世界にあるか不安だった前の世界でも乱用していた男装する人のための通販サイトで適当にウィッグと皇子系の服をいくつか買った。
最近アルバイトが忙しく久しく男装できなかったのでがっつり化粧をやってみることにした。
「おお〜イケメンじゃない?」
鏡の中には金髪の色素薄い系の少年がいた。
ここで私は得意の男の子の声を出してみた
『こんなもんかな〜』
「きゃーかっこいい」
一人でやっててむなしくないの?と大天使の声が聞こえた気がする
朝から活発に動いていたら気づいた時にはもうお昼過ぎだった。
「お腹すいたしポアロ行くか・・・ハムサンド食べたい」