針鼠の世界のpage
□どんな華でも君が1番。
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彼が奇病というものにかかってしまった。どうやらあちらの世界から貰ってきたようだ。
こちらの世界にいる時は僕が看病するハメになっている。
なんでこんな面倒事をするんだろうか…
ソニック「sorry…俺助けたかったんだよ…」
シャドウ「君は無理しすぎだ、少しは休んだらどうだ。」
こいつは奇病にかかってるのにも関わらずまた頼み事を…
早死したらどうするつもりなんだ。
ソニック「えー!でも俺やだ!走りたい!」
シャドウ「それで悪化して走れなくなっていても僕は知らないぞ。」
ソニック「むー……じゃあ寝るか…」
シャドウ「面倒なことばっかりするんじゃないぞ、僕が疲れる」
ソニック「患者に対してもう少し気が利いてくれたらいいな〜」
シャドウ「うるさい。早く寝ないと良くならないぞ」
ソニック「はーい」
本当に君は面倒だ…
今は頭に1輪の花が咲いているだけだからいいが…
どうやらあちらの世界に居た医者によるとどんどん悪化して蝕んでいくそうだな…
君は死ぬのだろうか。
でも人や動物はいつかは華のように朽ちていく。ソニックもいつかはそうなる運命なんだろう。
でも
早死だけは避けたい。
そう思いながらソニックを見ていた。