小説

□Meteor shower
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いつからだろう

やまの斜め後ろ、やまからは見えない位置からやまを見つめる知念の目が、ただの"親友"へ向けるそれでは無くなったのは

知念が誰かと話しているのを見るやまの目に嫉妬が滲み、知念へのスキンシップに"俺のだ"という静かな牽制が見え隠れするようになったのは



青空の下、こそこそ耳打ちし何やら楽しそうに笑い合っているやまと知念をファインダーに収め、ゆっくりとシャッターを切った。

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