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□カラクリ城のメカ巨兵
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そのあと、なんとかナミュールに
助けてもらえた一行はそのまま
嵐から脱出し、晴れ晴れとした
晴れ空の下、モビーの上で
先程持ち帰った宝箱を開けていた


ガチャガチャ__と鍵を開けようと
していたラクヨウにパンプは
手を出したり口に当てたりしていた


『ね、変わる?』
「もーっちっと、、、、」

と、先程から繰り返していた会話に
周りが笑っていたらカチャッと小さく鳴った。
『あいたぁー!』
「まてまて開けるから」

そういい箱を開ける。そこには
箱いっぱいに髪なるものが詰まっていた
『、、、、?』

ラクヨウはガシッと髪なるものを
掴み上げてみるとそこには
「は、はぁーい」と汗をかいて
苦笑いっぽい笑顔を浮かべる
小さなおばあちゃんが入っていた


そしてそれを素早く箱に戻したあと
紐でぐるぐる巻きにした箱を海に
投げ入れようとした


「わー待ちなさいワシの話を聞きなさい!」
と焦り声でバンバンと箱を叩くおばあちゃん


『ちょっと、やめなよおっさん
聞いてあげようよ、、、』
「おまえ1番期待してたんだぞ
苦労して開けたのに」
『とりあえず下ろして、開けてあげてよ』

と、パンプに言われ箱をおろす
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