チョコレートがとけない

□初恋
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「七変化か、初めて見たよ。それでピンクの髪色をしてるのか。」

『姉とお揃いなんです、同じ七変化で。おっちょこちょいなのに、闇払いになったんです。』

「へぇ、だからシリヴィアも闇払いに?」

『はい、今年ルーピン先生が教えてくださって本当によかったです。NEWT試験があるので、』

「そう言ってもらえると、嬉しいよ。頑張りなさい。いつでも質問にきていいからね。」



先生が好きだった。最初はただの憧れだと思ってた。でも、違って、
見かけるだけでドキドキして、話すなんて尚更で、少しでも可愛いくなりたくて。
七変化だから覚えてもらえやすかった、グリフィンドールだから可愛がってもらえやすかったそれだけで嬉しかった。



スネイプがルーピン先生の秘密をばらしたことで、先生は学校を辞めなくては行けなくなったけど、私には告白する勇気がないから、忘れられる、きっと、いつか笑って思い出せると思った。
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