02/24の日記

11:46
シアワセ誕生秘話
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こんにちはci_wonです!
after story楽しんでいただけてるでしょうか?
たくさんのアクセスをいただけているようでとてもうれしいです!


memo初更新は本編シアワセの誕生秘話をお話ししようかと思います。
まずここで観劇いただけた方にもいただけなかった方にもシアワセを改めてご紹介しますね。


シアワセ-あらすじ-
非モテ男の田村慧が神の力で同僚モテ男の速水怜と入れ替わって幸せな生活を送る。しかしその生活はいつまでも続かなかった。さらなる幸せを望む田村に神が囁く。
『幸せを得るために速水を殺して成り替わるか、幸せを諦めて自分の命と引き換えに速水を生かすか』田村が選んだ選択とは…。
観る人の幸せの価値観によってエンドが変わるストーリー。



この話を思いついたのはマキニウムEに参加する前、去年の春でした。

「若者を羨ましがっているおじさんが神の力で入れ替わるって面白いかも。悲しい話で書きたい!」

と、その時の勢いで大まかなストーリーを書き上げました。
この時の主なテーマは『欲と良心どちらを取るか』
内容もざっくりとしていました。



シアワセが色濃くなっていったのはこの後、ある曲にであったのがきっかけでした。


曲名は「人生の教訓」
作詞作曲は槙文彦さん


マキニウムの代表槙さんの曲です!

当時だたのマキニウムファンだった私は槙さんのライブも見に行ってたんです。
その時に聞いたこの曲の歌詞に「人生なんて妥協の産物」というフレーズがあり、これが当時の私の心にものすごく刺さりました。
槙さんにも感想を伝えたところ「この曲は若者に嫉妬して作った曲なんだ」とエピソードを聞かせてくれました。

そこからです。私の妄想大爆発。

大人の男性が若者に嫉妬するってどんな心境なんだろう、どんな行動になるんだろうなどと考えていくうちに

『いろんなことを我慢して生きてきた中年社員がキラキラな若手社員に“嫉妬”する話』

という要素が追加されました。



そしてこの後マキニウムEに参加し、Middle Directionsにも参加すると決まってから
その時私が悩んでいた”幸せ”に対しての考えが追加されて修正を重ねた結果、現在の形になったのです。



さぁここまでで少し話が引っかかっている方がいるのではないでしょうか?

槙さんの曲で話の基礎が固まったとき、そうこの時の主人公はおじさんだったんです!
(パンフレットのあらすじで田村の名前が間違っていたのはこれが原因。おじさん田村は徹-トオル-という名前だったのでそのまま書いてしまったのです…。)

この設定が同僚に変わったのはキャスティングが決まってからでした。
田村役のたいらさんと速水役のサバ御さんは実際に同級生だったので、それを活かそう、と。
ラストシーンも神役にやましょーさんが決まった際に脚本を読んでもらい、イメージをつかんでより濃く重たいものに書き替えました。

実際に役者の声で聴いたら話し方や音程でイメージがぶわっと広がり、最初を上回るアイデアが出たんです。



こうして上演したあの『シアワセ』が完成しました。
幸せに対するお話は、今後どこかでしようかな?聞いてみたい!って言ってくださる方がいたら書こうかな。



以上、シアワセ誕生秘話でしたっ
今後もシアワセ、シアワセ-after story-に関するエピソード(稽古の様子や本番裏話など)を書く予定ですのでお楽しみに!
こんな話が聞いてみたいなど、質問もあればお受けします!re:やメールにてリクエストください。お待ちしています!
カテゴリ: シアワセ

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