11/09の日記
17：20
東方人妖名鑑 常世編 感想
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メモ程度の感想を書き出していく。
まず悪い点について書こう。
本書は外来韋編から人妖名鑑だけ纏めた感じでとにかく内容が薄い。
求聞史記のような分厚いキャラ紹介を期待してる人にはあまりオススメ出来ない。
しかも値段は内容の薄さの割に高く、私は実物のペラさが心配になった…。
余程作者の制作秘話に興味の無い限りデメリットは大きい。
書籍の中でも上級者向けの作品といえる。
良い点はキャラ名鑑が追加されている点と、イラストレーターの方達のコメントが掲載されているところだ。
特に鬼形獣キャラはZUNさんのコメントに注目すべきとこが多い。
キャライラストは可愛らしく美麗なのでイラスト目的で購入するのもいいかもしれない。
イラストレーターさんのイラストに対するコメントもなかなか貴重だ。
作者目線で語られるキャラクターの意外な一面がたいへん興味深い。
自分が感じたキャラクターへの第一印象と、作者が思うキャラクター像の違いを比べるのも楽しいかもしれない。
二次創作をしている人なら、本書の情報から何か参考に創作の幅を広げることも出来そう。
東方の世界観をある程度理解している人でないとあまり楽しめ無いかもしれない。
魅力的な東方ワールドの制作秘話に興味のある方はぜひ手に取ってみて欲しい。
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